日本代表MF三笘薫選手が所属するブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンは日本時間5月15日、敵地でアーセナルに3-0で完勝。三笘選手もフル出場で勝利に貢献しました! ところが、この試合でブライトンの選手が見せたタックルが物議を醸しています。三笘選手への激しいチャージに対する報復だと多くのメディアで報じられ、糾弾されているのです。事の顛末を振り返っていきましょう。
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目次
- 1. まずは試合内容を簡単に解説
- 1.1. ブライトンは6位に浮上
- 2. 三笘選手は好プレー連発
- 2.1. しかし相手の厳しいチャージにあう
- 2.2. 危険なタックルだったにもかかわらずカードはなし
- 3. 報復タックルと言われるプレーは20分
- 3.1. イングランド紙は「リベンジタックル」と報道
- 3.2. 好意的な声も少なくない
- 3.3. カイセド選手は試合後に謝罪
- 4. 三笘選手のさらなる活躍にも期待
まずは試合内容を簡単に解説
8位のブライトンが逆転優勝を狙う2位アーセナルのホームに乗り込んだこの試合。ブライトンは51分にMFフリオ・エンシソ選手のゴールで先制すると、86分にFWデニス・ウンダブ選手のループシュートで突き放し、90+6分にはDFペルビス・エストゥピニャン選手のダメ押し弾で3-0の快勝を収めました。
ブライトンは6位に浮上
この勝利によりブライトンは勝ち点を58まで伸ばし、ヨーロッパリーグ出場圏内である6位に浮上! 2試合未消化の状態で5位リヴァプールと7ポイント差に迫っています。
一方のアーセナルは残り2試合の時点で、3試合を残すマンチェスター・シティと勝点4差に。19シーズンぶりの優勝がかなり厳しくなりました。
三笘選手は好プレー連発
この試合で三笘選手はいつもの左ウイングではなく右ウイングで先発出場。前半30分過ぎに普段の左サイドに移ると躍動します! 前半37分に相手ディフェンスラインの裏へ抜け出してチャンスを創出。
0-0で迎えた51分には相手DFをひきつけ、オーバーラップしてきた左サイドバックのDFペルビス・エストゥピニャンへとスルーパスを出して先制ゴールの起点に! また68分には、切れ味鋭いボディフェイントで相手DFを振り切って、敵陣深くに進入するなど、さすがの突破力を見せました。
しかし相手の厳しいチャージにあう
そんな三笘選手ですが、前半5分に激しいチャージを受けてしばらく立ち上がれない事態にも見舞われていました。ルーズボールを空中で競り合う際に、ジャンプしながら勢いよく飛び込んできた相手FWガブリエウ・マルティネッリ選手と衝突。
胸にヒップアタックをもらう形になった三笘選手ははね飛ばされてピッチに叩きつけられてしまいました。結局怪我などはありませんでしたが、脳震盪の恐れもあった危険なシーン。三笘選手が倒れている間はスタジアム内には緊迫した時が過ぎていました。
危険なタックルだったにもかかわらずカードはなし
『ABEMA』で解説を担当した元北朝鮮代表FWの鄭大世氏が「カードが出てもおかしくないですけどね」と話すほどの激しいファウルでした。それでもマルティネッリ選手にはイエローカードもレッドカードも提示されず……。
イギリスの衛星放送『スカイスポーツ』で解説を務めた元イングランド代表FWのガリー・ネヴィル氏も「カードは出ないのか? 信じられない。レッドでも私なら文句は言わないと思う」と驚きを口にしました。
報復タックルと言われるプレーは20分
そして物議を醸しているのが20分のワンシーンです。ブライトンのエクアドル代表MFモイセス・カイセド選手が、ピッチ中央でマルティネッリ選手の背後からタックルを浴びせて負傷させてしまいます。
これによりマルティネッリ選手は足を引きずりながらピッチを後に。無念の途中交代となってしまいました。
イングランド紙は「リベンジタックル」と報道
このファウルのやり合いについてイギリス紙『サン』は「カイセドがリベンジタックル」と報道。アーセナルサポーターが「報復タックルだ」と憤慨していることを伝えています。
好意的な声も少なくない
一方でこの報復タックルについて意外にも好意的な声が少なくありません。試合後、オンライン上ではファンからの「リベンジタックル最高じゃないか」「僕は好きだよ」というコメントも見られます。
また『スカイスポーツ』の解説者であるロイ・キーン氏は「良いチームメイトは、時に報復をする。確かに痛そうなタックルだし、明らかに彼(マルティネッリ)は退場せざるを得なかった。素晴らしい選手なので、これでシーズンが終わってしまわないことを祈るよ。ただ、これはゲームであり、時には物事を平等に扱う必要がある。彼には残念なことだけどね」と言及しています。
カイセド選手は試合後に謝罪
カイセド選手は、試合翌日の16日、自身のツイッターで「時間を巻き戻せたら、あんなひどいタックルはしなかっただろう」と投稿して、謝罪しています。
しかし騒動を引き起こしてしまったとはいえ、このアーセナル戦で攻守に奮闘を見せたカイセド選手。右サイドバックのポジションにとらわれず、中盤や相手ゴール前に顔を出して幅広く働き、勝利に大きく貢献しました。
三笘選手との仲の良さがうかがえるシーンも見られ、ブライトンファンにとっては結果も含めてポジティブな一戦となったことは間違いないでしょう。
三笘選手のさらなる活躍にも期待
残り4試合で6位と好位置につけているブライトン。他のチームと比べて消化試合が少ない現状もあり、ここから勝ち点を積み上げればチャンピオンズリーグ出場圏内も見えてきます。佳境を迎えたプレミアリーグから目が離せません。そして、三笘選手のさらなる活躍にも期待しましょう!
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