みなさんは、糸井重里さんをご存知でしょうか? コピーライターにはじまり、様々な媒体で人々の心を掴んできた糸井さん。そんな糸井さんとの対談動画が注目を集めています!中田敦彦のYouTube大学の「心の師弟対談」と称して日本に帰国して様々な著名人と対談する人気企画。
自分の心を大切にしてきた糸井さん。この対談動画で語られた言葉の一つひとつは、みなさんにも響くものがあると思います!この記事では、対談の様子やSNSの反応をご紹介します!
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糸井重里さんのやわらかく、つよい世界観
ゲーム「MOTHER」をきっかけに、中田さんの思考の中にずっと糸井さんがいたといいます。糸井さんが世に生み出したものを見ていくうちに、中田さんの中で「目標にすべき大人」になっていったんだとか。
中田さんだけでなく、糸井さんを支持される方の多くが「目標にすべき大人」と感じているのではないでしょうか。長きに渡っていろいろなメディアで活躍されてきた糸井さんが、いま関心のあることを語りました!
糸井さんのやりたいことは?
糸井さんがいま一番関心があることは「学校」だといいます。ほぼ日株式会社が運営する「ほぼ日の學校」は学ぶことをひとつのエンターテイメントとして捉え、教えたい人と教わりたい人が集まる場所。
学べる内容は多種多様で、時間も場所も問わない従来の学校とは一線を画しています。教えたい側の人は、糸井さん自ら勧誘していくそうです。
とにかくいろんな人に会いにいくことで糸井さんが感じたのは、「人に会う、學校で教鞭をとってもらえないか了承を得る」この工程はいままでの経験が通じず、毎回初心に帰っているようです!
糸井さんの損得なしの行動
糸井さんが会いにいく人は教えたい熱は持ち合わせていないといいます。糸井さん自らが誘いに行く人ほど断られることが多いんだとか。見知った関係の人とも同じように対応されるために「別の場所で握手する」という表現をされていました。
そこまでの苦労するのには理由があるようで「お互いに得が発生するようなことではない」と糸井さんはいいます。教えたからといってそこまで儲かるものではなく、學校という媒介を通じて発信していくことを楽しいと思える人を誘っているそうです。
交渉までの過程も授業の内容も面白いと糸井さんはいいます。損得なしの本音で人と向き合っていれば、苦労しているように見えることでも「楽しい」と思えているのではないでしょうか。
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ビジネスリーダーとしての糸井さん
中田さんが気になっていたのはビジネス面での糸井さん。スペシャリストの地位にまでいるクリエーターが、チームを率いるイメージが中田さんにはないといいます。
それが糸井さんで言えば、事務所から始まって今では上場企業にまで拡大した会社にまで成長した経緯が気になるんだとか。ここからは糸井さんが思う組織のあり方や「働くこと」の本質が語られました!
チームを率いる秘訣とは?
事務所を立ち上げるまでは一人で仕事をしているスタイルをとっていたという糸井さん。一人でなんでも出来て、ある種の万能感に浸れていたそうです。自他ともに期待が高いまま、別の業界で仕事をした時に「この業界では何者でもない」という壁にぶつかったといいます!
一人でやってきたことが狭い世界での活躍だったことを知り、チーム作りに移行するようになったんだそうです。「一人では出来ないことでもチームでなら」このようなニュアンスで組織作りのエピソードは世に溢れています。糸井さんレベルの実績と価値観が重なった意見は、新たな視点が得られそうな気がしますよね。
糸井さんが感じた「働くこと」の本質とは?
糸井さん曰く「代理店とクライアントとのプレゼンの立場が逆転しつつある」とのこと。代理店を超える情報をクライアントが持っている状況で、糸井さんの信条に反してプレゼンする機会が続いたそうです。
そんな折に興味を持ったのが、「働くこと」だったといいます。興味を持ったアメリカの「働き方」が現状の仕事と解離していたことに糸井さんは痛感したようです。
対談の様子では当時の糸井さんの仕事は働いたではなく、こなす感覚に近いようでした。不安定な立場からではなく、「自らが発信源になって、人に影響を与える」ことが糸井さんの「働くこと」だと感じました。
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SNSの反応は?
動画のコメントでは「掴み切れさせない糸井さんの立ち振る舞い全てがメッセージな気がして、何度でも味わいたい回でした!」「聞いている側も頭を使いながら聞くような。超貴重。」といったコメントが寄せられました。
「これ」といった明確な言葉を使わずに的確に伝える糸井さんに、視聴者も中田さん自身も感動している様子!
糸井さんの信条に考えさせられている方が多くいました。
中田さんと糸井さんのビジネス観は多くの方に響いたようです。
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何回でも学びを得られる対談動画
1時間にもおよぶ動画ですが、見ているとあっという間に時間が過ぎてしまいます。なぜなら内容の濃さも去ることながら、いろんな視点から解釈ができるからです。対談が一問一答ではないからこそ、糸井さんの言葉のニュアンスが受け手に委ねられているように感じました。
中田さんもその受け手となりましたが、すんなりと糸井さんの言葉を飲み込めていることへの感心の声も多くありました。糸井さんの言葉は簡単に意味を咀嚼できないからこそ、何度も動画を観て「働くこと」について考えるいい機会になるのではないでしょうか?
サムネイルは以下より:
https://www.youtube.com/watch?v=Zc5bJNoE_K8
Source: app