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谷繁ベースボールチャンネル、阿部慎之助と監督対談! 二人の対談から学べる成長方法とは?

第3回となる谷繁ベースボールチャンネルの阿部慎之助さんとの対談動画が公開され、注目を集めています。今回のテーマは「監督」。選手時代は、一貫してジャイアンツ選手をやり遂げた阿部さん。引退後も監督にコーチと活躍されています。

今回は監督目線で2人の苦悩が語られていました。阿部慎之助さんを入団当時から応援されている方も、部下を育てる立場にいる方も共感できるのではないでしょうか? 2人が語られる育てる方法論は必見です!この記事では、対談の様子やSNSの反応をご紹介します!

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阿部さんは引退後に世界の野球を見たかった!?

現役を引退直後から2軍監督に抜擢された阿部さん。谷繁さんは、選手兼監督を2年務めて、ユニフォームを脱いだときに時間の使い方が新鮮に感じたんだとか。環境の変化に阿部さんは、全く抵抗がなかったものの、やりたいことはあったといいます。

2軍監督就任への抵抗感

阿部さんは、現役引退後に「プロリーグがある、いろんな国の野球が見てみたい」と経営陣に打診したそうです。経営陣としては、阿部さんに監督に就任してほしいと説得されたとのこと。

世界を見るのもいいけれど、「せっかく自分の勉強にもなるポジションを用意していただいたからには喜んで受けさせていただいた」と監督を引き受けたんだとか。

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監督経験から学んだ育成

2022年からは1軍コーチに就任する阿部さん。2軍監督を2年経験して、率直な感想が語られました!現役時代はキャプテンも務めていた阿部さん、選手時代に後輩を見てきたものとは違う悩みがあったんだとか。

同じ様に選手兼監督を務めた谷繁さんからも共感を得た悩みは、現代を生きる視聴者のみなさんにも当てはまるのではないでしょうか?

2軍監督になって、教える難しさを痛感

2軍の監督の使命には結果だけでなく過程、選手を育てていかなければいけない責任があるといいます。そんな立場に阿部さんは、「教える難しさを痛感した」そうです。

1年目は、「ダメなところはなんとかしてでもできるようにするしかない」といった指導をしていたといいます。この指導で最初は付いてくるも、次第に選手が離れる感覚を阿部さんは感じていたそうです。選手の指導方法を考えた2年目には、何も言わない指導にしたといいます。

前年度より上達はしたものの、一度教えたことを次回には忘れていたりと思うような成長を感じられない選手たちにもどかしさを感じている様子。この経験に谷繁さんも共感しています。

監督の責務、チーム全体の底上げ

谷繁さんも選手の育成に苦労をしていた様子でした。「言わないと伝わらない、やらないしできない」これをなんとかする方法が常に課題のようです。

選手個人の話であれば問題ないが、チーム全体を考えた時に格差が広がることを危険視。職場でも、出来る人と出来ない人の差に頭を悩ませる方はいるのではないでしょうか?

出来る人はどんどん上に上がっていくが、2軍監督の仕事は「出来ない人を出来るようにすること」といいます。練習のさせ方も工夫して、ただ「やれ」という指導方法では選手が付いて来ないんだとか。その人にあった成長方法を一緒に模索していくのも仕事のようです。

谷繁さんは、体操選手の内村航平さんの「世界一の質と量をこなさないと自分は勝てない」この言葉は野球にも当てはまるとのこと。「自分が考える目標があるなら、そこに辿り着くためにやらなくちゃいけない思考になる」といいます。

阿部さんが編み出した育成方法「考動」

阿部さんも内村さんの言葉に共感を得ていました。まずは選手自らが目標設定を作る必要があると考えて、辞書にはない「考えて動く、動いて考える」という意味の「考動」という言葉を作ったそうです。「考動」を2軍のスローガンに掲げていったといいます。

目標を持って行動しはじめた選手たちの中には、目標を実現するための行動が伴っていないとまだまだ指導の悩みは尽きないようです。

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SNSの反応は?

動画のコメントでは「谷繁さんの現場もう一度見たい」「教育って難しいですよね、自由にやらせられる様な雰囲気を作るのは野球も一般社会も同じだなと感じました」といったコメントが寄せられました。

監督という職業の対談を通じて、自身の悩みと照らし合わせている視聴者の方が多くいました。

3回とも違う角度のテーマに、視聴者からの喜びの声が多くあります。

もしかしたらあったかもしれない話は夢が広がりますよね。

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監督という大役でも悩みは同じ

野球の監督という責任ある仕事。規模の大小は違えど、同じ組織に属した管理者の悩みに共感を覚えた方も多いのではないでしょうか?またこの動画を見て、チクリと感じた方も。

すぐに改善するというのは非常に難しい問題だと思います。ただ、こうして一流の方が「もっとこうした方がいいのではないか?」という意見は耳を傾けやすくなるはず。立場を問わず、この動画をきっかけに少しでも好転していく方がいたのなら対談動画冥利に尽きるのではないでしょうか?

サムネイルは以下より:
https://www.youtube.com/watch?v=ZzonoqZfNFY

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