日本一の漫才師を決めるM-1グランプリ。その決勝戦の審査員を務めた塙さんが、個人のYouTubeチャンネルで最速の振り返り動画を公開しました。2022年のM-1は、特に接戦で最後まで誰が優勝するか審査員でさえ悩んだ大会だったと思います。
そんな苦労や各芸人さんのネタの審査基準が語られているようです。この記事では、塙さんによる2022M-1の解説内容やSNSの反応をご紹介します！ぜひ最後まで読んでください。
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壮絶な戦いとなった2022M-1グランプリ
誰が優勝してもおかしくない上に、誰が優勝しても波乱を呼ぶと大会前からそんな空気が漂っていました。熾烈な戦いを勝ち抜いた9組の芸人さんと敗者復活戦で見事決勝の舞台にのし上った1組。熱い戦いを制したのは、賛否が巻き起こるようなネタを披露したウエストランドでした。
そんな頭を抱えるような大会で審査員を務めた塙さん。審査が厳しくなったネタから涙を流したというネタまで、点数をつけた評価は必見です！
トップバッターのカベポスター
M-1の決勝は毎年のように「トップバッターが勝ち上がるのは難しい」と言われてきました。例年通り今年も点数が伸び切らなかった印象を受けた視聴者も多いのではないでしょうか？ 審査する塙さんも、「点数を高くつけてしまうとインフレが起きてしまう」といいます。
1本目だけでなく、他にも強いネタがあることを塙さんは知っていたとのこと。そのことから安心して高得点の92点をつけられたといいます。
知的な笑いが特徴の真空ジェシカ
真空ジェシカに、カベポスター同様の92点をつけた塙さん。ネタの題材以上の笑いを生んでいたといいます。しかし、次の段階に行くには決定打が足りない気がしているようです。真空ジェシカをはじめ、知的な笑いはどうしても大喜利になってしまうんだとか。
敗者復活戦を勝ち抜いたオズワルド
オズワルドの例年のネタに比べて、スロースターターに感じたそうです。去年の出来が素晴らしかっただけに、期待も高まっていたとのこと。ネタ選びの失敗だけだったといいます。夢のネタがイメージしずらかったそうです。
高得点のロングコートダディ
大喜利漫才ではあるものの、真空ジェシカとは違った見せ方をしてくれる漫才だったそうです。ダブルボケや構成といったところで高い評価をしたんだとか。見方によってはコントになってしまうが、コントにするとあれはできなくなるとのこと。
一方で、2本目は好きなくだりはあったといいます。ただし、全体の通してみると波があって爆発力をもう一歩感じたかったとのこと。
最高得点のさや香
前回の決勝出場から5年経って返り咲いたのは、実力が本物だと関心されている様子。印象と違わず、聞きやすさと上手さがあったといいます。フリートークのような入り方から熱量で一気に捲し上げていったところに、塙さんは感心していました。
2本目もネタの面白さはトップレベルで最後まで悩んでいたといいます。しかし、最序盤で噛んだりと緊張感が伝わってしまったそうです。不本意ながらも、そうした細かいところで選ぶしかないほどの接戦だったといいます。
発想が理解不能な男性ブランコ
音符を運ぶという常人には考えられない発想だと改めて感じている様子。とはいえ、もう少し早い段階で笑いがあれば高得点もあったといいます。
大会にハマりきれなかったダイヤモンド
普段の寄せでは面白いダイヤモンドも大会では力振るわない結果となったんだとか。野澤さんのテンションを上げ切らずに、聞かせるような言い聞かせだったら結果も違っていたとのこと。
涙を流すほど笑ったヨネダ2000
ワケがわからなすぎて、塙さんは涙が出たそうです。96点と高得点を出した理由は、「10年以内の出場者だから」なんだとか。年数を重ねればそれだけネタへの深みが出るといいます。コンビ結成15年以内の条件の中、2年目で戦っているヨネダ2000をネタ以上に高く評価したとのこと。
キュウは優勝候補だった？
塙さんは、キュウは事前予想で優勝の可能性を感じていたそうです。数あるネタの中から笑いの手数が多いものを出していればよかったのではと推測。一方で、披露したネタは自分達のペースで出来ていたのは勇気のいることで高く評価されている様子。
2022M-1優勝したウエストランド
シンプルイズベストを貫いたネタだったといいます。まるばつの軸があるから安心して観ていられるし、本人たちも悪口をやりやすく出来たと評価。2本目も連続してネタを披露したウエストランド。順番が功を奏して、会場全体が井口さんの悪口を受け入れる空気になっていたようです。
前回は河本さんの緊張が伝わってしまったこともある中で、見事にやり抜いたウエストランドに軍配が上がったとのこと。
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SNSの反応は？
動画のコメントでは「やっぱり塙さんの講評は納得できる。何が良いのか何がイマイチなのか論理的に説明してくれるから腑に落ちた。」「塙さんのコメント聞いてると漫才って本当に奥深いんだなって事が分かる。」といったコメントが寄せられました。
塙さんの解説を聞いて、M-1のレベルの高さを感じたという声が多いようです！
塙さんの審査基準など新鮮な解説に興味を抱いた視聴者が多くいました！
審査員の解説は新鮮で、審査基準を聞いてから改めてM-1のネタを楽しむ視聴者も多いようです。
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納得のいく審査基準を大公開！
最後まで読んでいただきありがとうございました！日本中を巻き込んだM-1グランプリ。審査員を務めた塙さんの評価基準に、納得した視聴者も多いのではないでしょうか。来年もオファーがあれば受けるとのこと。
来年の大会総評も楽しみですね！
サムネイルは以下より：
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