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Appleは4月13日、マクロ撮影に特化したフォトコンテスト「Shot on iPhone」の受賞者10人を発表しました。
これについて、写真家YouTuberのタイラー・ストールマン氏が、AppleのiPhoneマーケティング担当副社長カイアン・ドランス氏と対談。iPhoneのカメラや、このコンテストについて語り合っています。
*Category:テクノロジー Technology|*Source:Appleinsider ,Apple
「大切にしているのは“残したい思い出”になるか」Apple副社長がiPhoneのカメラ開発について語る
iPhoneマーケティング担当副社長のドランス氏は対談の中で、iPhoneのカメラの開発においてAppleが大切にしていることを語りました。
ドランス氏:私たちがAppleで信じていることの一つは、私たちの製品がユーザーの手に渡ったときに、その真の可能性が完全に実現されるということです。
同氏は例として、マクロ撮影は長い間、主にプロが使う技術であり、特別な機材を必要とするものだったと指摘します。マクロ撮影機能は、2021年に初めて「iPhone 13 Pro」シリーズに搭載されたものです。
ドランス氏:しかし今、iPhone 13 Proでは、この新しいマクロ機能で、カメラを近づけるだけで、自動的にその本当に見事なシャープフォーカスになり、そのような途方もない細部を撮影することができ、普通のものを非日常かのように写し出すことができます。
「私たちは、本当に簡単にしたかったのです」とドランス氏は語り、「iPhoneはパワフルで高性能なカメラを搭載しているにもかかわらず、初心者でもベテランの写真家でも驚くほど簡単に扱える」とアピールしました。
ドランス氏:シネマティックビデオの歴史を理解する必要も、ボケの意味やポートレートモードの写真の作り方を理解する必要もありません。iPhoneを使って、実験したり、遊んだり……とにかく写真を撮るだけでいいんです。
iPhoneで常に徹底されているのは、まさにこの部分でしょう。実際、新モデルの「iPhone 13 Pro」では、マクロ撮影を活用した写真が一般ユーザーでも撮影できるようになりました。
Appleは、エンジニアリングやテクノロジーといった技術面と、人に寄り添った部分のバランスをとることを重視しているとのこと。「私たちは、今でも自分の目で何千枚もの画像を見ながら、じっくりと検討しています」とドランス氏は語ります。
具体的には「これは写真になるのか、残しておきたい思い出になるのか」ということに重点を置いているそう。Appleは、実際にそのマクロ撮影を活用し、「Shot on iPhone」で受賞した作品を公開しています。
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