ランボルギーニの元幹部であるルイジ・タラボレッリ氏がAppleに入社し、「Project Titan」と呼ばれる同社の自動運転電気自動車の開発を指揮すると、経済紙記者のマーク・ガーマン氏が報告しています。
*Category:テクノロジー Technology|*Source:Cult Of Mac ,(2) ,Bloomberg
Apple Carデザインチームにウラカンなどを手掛けたランボルギーニ元幹部が就任
ガーマン氏によると、Appleは自動運転電気自動車のデザインチームを率いるためにタラボレッリ氏を採用したとのこと。
2022年5月にランボルギーニ社を退社したタラボレッリ氏は、在籍中は主に同社の研究開発部門に所属していました。同氏は2001年10月にランボルギーニ社に入社した後、ウルス、ウラカン、アヴェンタドールなどのランボルギーニモデルに貢献したとされています。
報告によると、タラボレッリ氏はApple Carチームの「最も上級なマネージャーの一人」になるとのことです。現在Apple Carを担当しているのは、Apple Watchの開発の陣頭指揮を執ったケビン・リンチ氏です。
Appleが自動運転車を開発する「Project Titan」は、何年も前から進められていると噂されています。Apple専門の米メディア「Cult Of Mac」が引用した「The Infomation」のレポートによれば、Appleはドライバーが運転する従来の自動車を計画しているわけではないそうです。
Apple Carの乗員は、前方を向かず「乗客が互いに会話できるように、内側を向いた4つの座席」に座ることになるとのこと。未来の移動手段としては理想的ですが、このような完全自動運転の実現には技術的にも法律的にも多くの課題があります。
Apple Carプロジェクトはここ数年、シニアスタッフの入れ替わりとともに、多くの出来事に見舞われてきました。しかし、Appleは今後数年のうちに、ハンドルもブレーキペダルもない自動運転の電気自動車を出荷したいと考えているようです。
しかし「Cult Of Mac」によれば、最近では「Appleは自動車を販売するところまでたどり着かないかもしれない」という憶測も流れているようです。その代わりに、進化したCarPlayベースの自動車用インターフェイスを販売するだけかもしれないと噂されています。
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