次期ハイエンドAndroid端末に搭載されるチップセット「Snapdragn 8 Gen 3」のスコアがリークされています。
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「Snapdragon 8 Gen 3」のGeekbench 5スコアがリーク
韓国のウェブサイト「DCinside」で、USAという名前のユーザーが「Snapdragon 8 Gen 3」のスコアを公開しています。
このスコアは、ベンチマークソフト「Geekbench 5」で計測されたものです。シングルコアは1,930点、マルチコアは6,236点というスコアになっています。
なお、テックメディア「wccftech」によれば、「iPhone 14 Pro」に搭載されていた「A16 Bionic」のスコアは、シングルコアは1,874点、マルチコアは5,384点。「Snapdragon 8 Gen 3」のスコアはあくまでリークですが、iPhoneを超えるというのは快挙ともいえる結果です。
「wccftech」はまた、Appleのチップ開発が遅れていることも示唆しています。「A16 Bionic」は、「A15 Bionic」と比較してそこまで大きな性能差がなく、レイトレーシングなどの機能では競合に負けてしまっています。
同メディアは次世代 の「A17 Bionic」でも同程度しか性能が進化しないのであれば、リークされた「Snapdragon 8 Gen 3」に負ける可能性があると指摘しました。
今回のリークでは追加情報として、「Snapdragon 8 Gen 3」はGen 2よりも電力効率が20%向上していることが判明しています。ただし、チップセット温度の詳細については不明です。
「wccftech」はこの改善から、クアルコムがTSMCの3nmプロセスで「Snapdragon 8 Gen 3」をサンプリングした可能性があると指摘しています。ただし、3nmプロセス技術での同チップの量産が実現するかどうかは不明です。
Appleシリコンは長らく、スマートフォン向けチップ性能でトップの座に君臨し続けてきました。しかし今年は、ついにその天下が終わるかもしれません。なお、「Snapdragon 8 gen 3」の詳細な登場時期はまだ不明ですが、例年どおりであれば2023年の後半ごろに正式発表されるはずです。
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