Appleはようやく、Androidに数年前から搭載されていた常時表示機能を「iPhone 14 Pro」で初搭載しました。しかし、この常時表示機能にはAndroidにはない機能も含んでいるようです。
*Category:テクノロジー Technology|*Source:Android Authority ,Felixba
「iPhone 14 Pro」の常時表示に隠された節電機能
Appleは先週、イベント「Far Out」で「iPhone 14」シリーズを発表しました。この中で、「iPhone 14 Pro」「iPhone 14 Pro Max」には、常時表示が搭載されています。
常時表示機能は、端末をスリープにした状態でも、画面に時間や通知などの情報を表示し続ける機能です。この機能はスリープを解除せずに得られる情報が増える反面、バッテリー消費が早くなるという弱点もあります。
Proモデルの常時表示機能は、1〜120Hzの可変リフレッシュレートにより、消費電力が最小限に抑えられています。さらにAndroid専門メディア「Android Authority」は、この常時表示機能には他にも、Androidも見習うべきバッテリー節約機能が搭載されていると示唆しています。
Appleの新製品体験イベントに参加したドイツのYouTuber、Felixba氏によると、ユーザーが常時表示を有効にし、Apple WatchとProモデルをペアリングして部屋を出ると、デバイスが自動的に常時表示を無効にして画面をオフになったとのこと。
「Android Police」は、iPhone 14 ProとPro Maxは、腕時計の近接データを使って、ユーザーとの距離を判断している可能性があると指摘。ユーザーがデバイスから一定の距離離れた場合、常時表示がオフになります。これはおそらく、できる限りiPhoneのバッテリーを節約するためのものでしょう。
ここで興味深いのは、Appleがこの便利な機能をAppleのイベント中に発表しなかったことです。また、Appleのウェブサイトのどこにも記載されていません。
同メディアは、このような機能はAndroid端末にとってもかなり便利なものになるはずだと指摘しています。実装されるかはGoogleやスマホメーカー次第ですが、消費者としては、このような便利な部分はぜひ見習って欲しいところです。
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