【陸上】女子やり投げで日本史上初の金メダル！北口榛花選手の強さの秘訣

世界陸上2023・女子やり投げで日本の女性選手史上初の金メダルを獲得した北口榛花選手。そんな北口榛花選手は、海外での武者修行を得て、飛躍的な成長を遂げ、国内・海外での主要大会で上位に食い込む活躍を見せています。そこで今回は、世界陸上で金メダルを獲得した北口榛花選手の活躍ぶりとここまでの成長を遂げた秘訣を解説していきます。

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1. 世界陸上で北口榛花選手が初の快挙を達成！
2. 最終6投目で、ビッグスローを投じ、逆転優勝！
3. 北口榛花選手が世界陸上金メダルを獲得するまで成長できた持ち味とは？
- 3.1. 海外に修行に出たことで大きく成長！
4. 今後の大会に向けての意気込みと期待されることとは？
5. まとめ

世界陸上で北口榛花選手が初の快挙を達成！

世界陸上・オリンピックを含め、日本女子のトラック&フィールド競技で金メダルを獲得したのは史上初とのこと。また、今回の世界陸上で優勝したことにより、来年開催されるパリ五輪代表にも内定しました。

今シーズン北口榛花選手は、ダイヤモンドリーグで2度1位を獲得。その内の1戦では、日本記録を1メートル以上上回るビッグスローを投じたとのこと。そして、この記録は、今シーズンのワールド記録を更新する記録となり、世界陸上前に好調な成績を残していました。

最終6投目で、ビッグスローを投じ、逆転優勝！

今回の世界陸上で北口榛花選手は、最終6投目で、66m73のビッグスローを投じ、逆転優勝を決めました。1投目・2投目は61m後半と伸びが出ませんでしたが、3投目で、63m00を投げ、2位に浮上。その後、記録を伸ばすことが出来ずに、5投目を終え、4位に後退。そして、最終6投目で、2位の65m47を1メートル以上上回るスローを見せ、1位に浮上し、優勝。

負けたくないという強い気持ちがこもったやりは、グングンと伸びていき、日本記録に迫る記録をマークしたとのこと。今大会世界ランク1位で迎え、重圧やプレッシャーなどがあったと思いますが、それを感じさせない投擲を見せたのは、北口榛花選手の底知れない強さだと感じました。

北口榛花選手が世界陸上金メダルを獲得するまで成長できた持ち味とは？

北口榛花選手の、持ち味は肩の柔らかさと言われています。北口榛花選手は、中学時代まで水泳やバドミントンを行っており、そこで培った肩の柔軟性は、現在のやり投げに生きているとのこと。その持ち味を活かす為にも、筋力トレーニングの負荷も調整しているそうです。

その柔らかさを活かし、やりを最後まで後ろに残せるからこそ、記録が出ているとのこと。まだまだ、記録を残せる余地がある北口榛花選手が、これからどんな成長を見せてくれるか、楽しみですね。

海外に修行に出たことで大きく成長！

北口榛花選手は、2019年からチェコに修行に出たとのこと。そして、世界記録保持者であるバルボラ・シュポタコバ選手と共に練習し、良いアドバイスを貰ったそうです。その他にも、チェコ人のコーチから指導を受けており、東京オリンピックを終えた頃から、指導だけではなく、なんでも言い合える関係に変化したとのこと。

その結果、北口榛花選手は、急激に力をつけ、ダイヤモンドリーグで勝利を積み重ねられるようになりました。また、更に成長できるように、助走の強化に励んだ結果、60m後半近くのスローを安定した投げられるようになり、更に成長しましたね。海外で修行を積んだ結果、世界陸上優勝を勝ち取れた北口榛花選手は、日本人が誰も到達できなかった領域に達しており、今後の成長が楽しみな選手ですね。

今後の大会に向けての意気込みと期待されることとは？

今後、パリ五輪・2年後には東京での世界陸上開催が迫っており、北口榛花選手が、再び金メダルを獲得できるのか、注目を集めています。特に、東京での世界陸上では、お世話になった人の前でしっかりと結果を残したいと語っていました。また、誰もやっていないことをやったことで、誰も達成できなかった結果に辿り着けて、嬉しいと語っており、北口榛花選手は、常に進化を続けているとのこと。

また、ここでの強さを証明した事で、70m台の記録だけではなく、世界新記録見えてきますね。その先には、パリ五輪での金メダルや、世界陸上2連覇の可能性も高まります。トップを維持するのは、難しい事ですが、北口榛花選手のポテンシャルであれば、その位置をキープする事は、できるのではないかと感じました。常に新しい道を模索し、様々なことに挑戦している北口榛花選手が、次のステージでどんな活躍を見せてくれるか、注目していきましょう。