人々は常に、さまざまな興味や嗜好を持ちながら生活しています。そして中には一般的な考え方の範囲を超えた特定の対象に深い魅力を感じる人々も。これがいわゆる「フェチ」と呼ばれるものです。
フェチは単なる好みや興味とは違って特異性が際立つものとなり、その魅力の感じる先、フェチの種類も多岐にわたります。
本記事ではそんなフェチについて、その意味や背景にあるついてに迫ってみたいと思います。
目次
- 1. 1.そもそも【フェチ】とは何か、その意味。
- 1.1. •なぜ人は『フェチ』があるのか?
- 2. 2. フェチにはどんな種類があるのか? フェチの種類と具体例
- 2.1. • 身体的フェチ(身体の部分への興味)
- 2.2. • シチュエーションフェチ(特定の場面や状況への執着)
- 2.3. • その他のフェチ(音、匂い、など)
- 3. 3. どうしてあるの? フェチを持つ人の深層心理
- 4. 4. 他人のフェチとはわかり合えるのか。フェチへの理解と共感
- 5. 5 のめりこみすぎてない? 健康的なフェチの楽しみ方と境界線の意識
- 6. 【まとめ】好き、があるって素敵なこと! フェチの世界は奥深い。
1.そもそも【フェチ】とは何か、その意味。
【フェチ】という単語をネットで調べてみたところ
英語の「フェティシズム」(fetishism)を略した言葉で、特定の対象や状況に対する強い興味や魅力を感じる心理的傾向を指す言葉である。この対象は、人間の身体の一部、特定の衣服やアクセサリー、特定の行動や状況など、多岐にわたる。
と、あります。
「フェティシズム」(fetishism)と言う言葉はもともと信仰や儀式の対象とすることだったようで、心理学用語としても用いられていることは有名ですね。どちらにしても現在よく使われる○○フェチという言葉はもう少しライトな印象なので持つ意味合いが少し違ってきているかもしれません。
フェチは個人のアイデンティティや性的嗜好の一部になることもあり、社会的には受け入れにくい側面もあるでしょう。しかしこれは人間の複雑な心理が影響しているため理解が求められるテーマであると言えます。
•なぜ人は『フェチ』があるのか?
人がフェチを持つ理由は個人の経験や心理的な要因によって異なりますが、共通点もあります。元々持っていた感性の場合であったり、その人の過去の経験や環境、または幼少期の出来事がフェチの形成に影響することがあり、後の嗜好につながることもあるからです。
特定の対象に対する強い関心が新たな刺激をもたらすとも考えられ、新たなフェチを持つこともあるでしょう。このように人々がフェチを持つ背景には複雑な心理的要因があり、個人の経験や環境が大きな影響を与えると言えます。
2. フェチにはどんな種類があるのか? フェチの種類と具体例
先にも述べたように、フェチとはさまざまな対象や要素に対する魅力を示す心理現象です。現在では○○フェチと言われるのをよく耳にしますよね。その種類は多岐にわたり、興味を持つ対象はいろいろ。
以下にフェチの主な種類とその具体例を挙げてみました。どのようなものがあるのか見てみましょう
• 身体的フェチ(身体の部分への興味)
身体的フェチは、特定の身体部位への人より大きく興味や魅力を示すものです。例えば足に興味感じる場合は足フェチ、対象が髪であれば髪フェチ、などは身近に見聞きしているかもしれません。
特定の部位に執着があり、個人の経験や環境要因によっては、同じ足フェチでも形状であったり肌の質感であったり、髪フェチでも色であったりや質感に関心を持っていたりと同じフェチでもその思考の内容は同じではないことがあります。
• シチュエーションフェチ(特定の場面や状況への執着)
シチュエーションフェチは、特定の状況や場面に強い関心を持つことを指します。特定の環境や出来事に引き寄せられる傾向があり、例えば、その対象が服装や装飾であったり場面や場所、季節に興味を抱くことなど様々。
• その他のフェチ(音、匂い、など)
その他にもフェチには様々あり、音や匂い、味覚などのが対象であることも。
音フェチでは音楽や音響に魅了され、特定の音が感情に刺激を引き起こされることも。匂いフェチは香りや匂い、臭いに執着し、香水・食べ物・自然の香りなどのいい香り以外に油性ペンの臭いや汗の臭いなどのいわゆるクサイ臭いがタマラナイ、と感じる人も。
この他にも多様なフェチがありその世界は無限に広がっていることでしょう。もしかしたらあなたもまだ知らない自分のフェチがあるかもしれません。
3. どうしてあるの? フェチを持つ人の深層心理
さて、前項までフェチとは? の部分に焦点を当ててきました。では、そのフェチとはなぜ人の心にあるのでしょうか。
フェチの深層心理は過去の経験や心理的要因、つまり幼少期の経験や特定の出来事が後のフェチに影響を生み出すキッカケとなることがあります。無意識のうちに過去の経験からの感情がフェチの形成へとつながるのです。また、一部のフェチは時に社会的に受け入れにくい対象やタブーに対する執着を示すこともあり一言にフェチと言っても様々で複雑。奥が深いものだと考えられるでしょう。
4. 他人のフェチとはわかり合えるのか。フェチへの理解と共感
フェチへの偏見や誤解を持つ人も少なからずいることでしょう。フェチへの理解と共感は、自分と異なる興味や嗜好を受け入れ多様性を尊重するために大切な事だと筆者は考えます。なぜならフェチは個人の経験によって形成され、一般的な好みとは異なるその人の個性の一部。他人のフェチに寛容になり、偏見や差別的な意見で排除しようとするのは避けるべき、と位置付けているからです。
フェチを知ることで相手のことを理解する一つのピースが埋まるわけですから興味を持って話を聞いてみるのも良いと思います。もちろんあまりに執着が強すぎるなど危険を感じたり関係を持ちたくないと感じた場合は無理に理解しようとする必要はありません。
しかしながら相手を知ることの手段としてフェチへの理解と共感する気持ちをもっていればおのずと個々の世界観を広げることがでるでしょう。その時気を付けて欲しいのはフェチは相手の性的嗜好と結びつく場合があるため、プライバシーを尊重した表現やコミュニケーションを心がけることです。
相手を傷つけず自分の考えを押し付けず、互いのフェチワールドについて話せると楽しそうですね。
5 のめりこみすぎてない? 健康的なフェチの楽しみ方と境界線の意識
フェチを楽しむには、健康的な楽しみ方と境界線の意識が重要です。健康的な楽しみ方とは、自身や他人に害を与えない範囲で楽むということ。過度な執着や異常な行動に走らず、他人の気持ちを尊重しましょう。
境界線の意識も大切で、自分の興味や嗜好が他人に受け入れられるかを考慮し、適切な場面で表現するよう心がけたいもの。他人の快適さを尊重することが大切です。他人とのバランスを保つことで、フェチが楽しさと意味ある要素を持つものとなるでしょう。
【まとめ】好き、があるって素敵なこと! フェチの世界は奥深い。
いかがでしたでしょうか、今回は【意外と知らない】フェチって何? その意味・種類・深層心理 についての記事でした。
フェチとはなにか、から始まりフェチとの付き合い方についても触れてきて皆さんにお伝えしたいのは「フェチを楽しんでほしい」と言うこと。過度な執着や他人に迷惑をかけるような行為はいけませんが自分の中に「好き」があるのはとても素敵なことだと思います。
もちろん自分だけの密かな楽しみとしても良いですし同じフェチ同士で分かち合うのも楽しいかもしれませんね。
互いのフェチへの理解をきっかけにその他偏見や誤解を受けやすい事柄にも広く興味を開いて互いに尊重し合える世の中になったら良いな、と思います。はちょっとオオゲサでしょうか。
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