【野球】大谷選手から4奪三振!! ソフトバンクに期待の助っ人が加入

PayPayドームで8日、ソフトバンクの新助っ人、ダーウィンゾン・ヘルナンデス選手の入団会見が行われました。ヘルナンデス選手はメジャー通算85回1/3を投げて133奪三振。大谷選手とは4度の対戦で4奪三振を奪っています。ヘルナンデス選手は「日本の文化に興味があったすごくワクワクしています」とコメント。幼少期から日本のプロ野球観戦をしていたことも明かしました。

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ソフトバンク新助っ人・ヘルナンデス選手が加入！

ソフトバンクは8日、PayPayドームで新助っ人、ダーウィンゾン・ヘルナンデス選手の入団会見を行いました。ヘルナンデス選手は今年3月のWBCベネズエラ代表としても活躍。また、メジャーでは通算85回1/3を投げて133奪三振と高い奪三振能力を誇っています。大谷選手とは4度の対戦で4奪三振。「その時は大谷選手も1年目だったので、三振を取れたと思います今対戦すると、あまり自信はないです」と謙遜し「野球界で世界一」と表現しました。
　
ソフトバンクについては「ホークスという球団は毎年優勝を争う球団とのことで、そのことも自分のモチベーションになりました」と話し、日本のプロ野球については「バントやスクイズなどの作戦を仕掛けてくるイメージ。そんな環境でプレーできるのはうれしいです」とメジャーとは違った雰囲気での試合に期待が高まっています。
　
また、ヘルナンデスは幼少期から日本のプロ野球を観戦していたと明かし、「日本の文化に興味があったすごくワクワクしています」とコメント。日本でのプレーを待ち望んでいました。

ようこそホークスへ！
ダーウィンゾン・ヘルナンデス投手からファンの皆さまへメッセージです。

本日の入団会見の模様はYouTubeで公開中
https://t.co/PZ4iqZMaE5

応援よろしくお願いします！#sbhawks #ヘルナンデス pic.twitter.com/5UlwVTsWbs

— 福岡ソフトバンクホークス（公式） (@HAWKS_official) August 8, 2023

ヘルナンデス選手が2軍戦で初登板！

ソフトバンクに加入した新助っ人左腕・ヘルナンデス選手は13日、タマスタ筑後で行われた中日との2軍戦で来日後初登板。1イニングのみの登板でしたが、1奪三振を奪い無失点に抑えました。ヘルナンデス選手は3回に2番手として登板。3四死球と制球が乱れましたが、最後は149km/hのストレートで三振を奪いました。この日の最速は153km/h。自身最速159km/hを持つヘルナンデス選手にとって、まずまずのスタートとなりました。
　
試合後「（制球は）登板初日なのでそこまでかなと。次に向けて改善したい」と振り返りました。また、スタジアムでの登板だったこともあり、「暑くて汗をたくさんかいた日本の方が暑い」と汗を拭ったヘルナンデス選手。次回の登板に向けては「自分の体調を整えて、もっともっと投げ込んでいきたい」と意気込んでいました。
　
藤本監督は「フォアボールを三つ出していたけど、球自体は左打者が嫌なタイプだと思う 2軍の試合がないので、明日かあさってぐらいの4軍戦で投げる 4軍戦なら打たれないだろうからそこで抑えたからどうのこうのではなく、感覚をねそこで投げて、1回こっち（1軍のブルペンなど）で見て、いけるかどうか確認する」と説明。
　
斉藤和巳投手コーチはこの試合の結果に関して「予想通り。球は速くて、コントロールはアバウト」とした上で「あと何試合か投げて、順調にいけばって感じ」と1軍への早期昇格を示唆しました。

SNSでは辛口評価？

2軍戦で1イニングを投げ、無失点に抑えたヘルナンデス選手。しかし1イニングで3四死球を与え、時おりワイルドピッチも。「ようこそ、ホークスへ」「若いから期待してる」など歓迎や応援のコメントがある一方で、その制球難にSNSでは「すぐ1軍で使うのは厳しそう」「コントロールやばいかも」など心配の声や辛口なコメントも見られました。
　
メジャー時代からコントロールを指摘されていたヘルナンデス選手。日本のプロ野球という新しい環境で、制球力を高めソフトバンクの強力な中継ぎとして活躍してほしいですね！

ヘルナンデス選手のプロフィールと実績

ヘルナンデス選手はベネズエラ出身の26歳。2013年にボストン・レッドソックスとマイナー契約を結び入団。2014年にレッドソックス傘下のルーキー級ドミニカン・サマーリーグ・レッドソックスでプロデビューを果たし、その年は14試合を投げ防御率2.89を記録しました。
　
その後は2016年にA-、2017年にA、2018年にA+と順調に昇格していき、2019年にメジャー昇格。メジャー初登板のタイガース戦では2.1回を投げ無失点に抑える活躍を見せました。2023年に金銭トレードで、ボルチモア・オリオールズへ移籍しましたが、すぐに傘下のAAA級へ。そこでソフトバンクが怪我で離脱していたモイネロ選手の代役としてヘルナンデス選手を獲得しました。
　
ヘルナンデス選手はスリークォーターからの最速159km/hの速球が武器。制球に乱れがあるものの、安定してくれば敵にとっては脅威の存在となるでしょう。今後の試合でも、ヘルナンデス選手の奪三振ショーに期待です！

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