東京で本格醤油ラーメンを食べるならここがおすすめ! 茗荷谷「生粋花のれん」

今回ご紹介するのは、東京都文京区にあるラーメン屋「生粋花のれん」さんの「旨み鶏だし特製らーめん(醤油)」。

この5年間で津々浦々さまざまなラーメンを食べてきましたが、東京で醤油ラーメンを食べるなら間違いなくこのお店です。特にスープが絶品で、私は生まれて初めてスープを飲み干しました。

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1. ミシュランにも選出経験ありの本格派ラーメン
2. 花のれんさんと私の出会い
3. お店の中はウッド調。こじんまりして落ち着く雰囲気。
4. いざ実食！食用菊の黄色が彩りを添える盛り付け。
5. 一番の推しポイントはずばりスープ!!
6. 麺は細麺ながらも存在感抜群！小麦の風味がスープと合う！
7. 主役に負けない！考え抜かれたトッピングの数々。
8. 唯一の難点は価格か。とはいえ質の良いラーメンはこのくらいでもOK？
9. 東京であっさりラーメンを食べるなら「生粋花のれん」一択！

ミシュランにも選出経験ありの本格派ラーメン

地下鉄丸の内線・茗荷谷駅から徒歩5分のところにあるラーメン屋「生粋花のれん」さん。

醤油ラーメンと塩ラーメンの2本柱を中心に、坦々麺、ご飯類、追加トッピングと、まさにラーメンに特化したラーメン屋さんです。餃子を置いていないラーメン屋さんは個人的に信用できると思っています(偏見)。

ネットで調べたら、なんとミシュランにも選出されたことがあるとか！　これはますます興味をそそられました。私は超がつくほどあまのじゃくなので、ミシュランなんて冠のついたラーメンをわざわざ食べようと思ったことがなかったんです。

たまたま気になったお店がたまたまそのような評価をされているなんて、これは美味しいに違いない。戦うまでもなく勝利を確信しました。

花のれんさんと私の出会い

私はある時、とある病気のために茗荷谷にある病院に通っていた時があります。花のれんさんは、その通院途中の道すがらで見つけたラーメン屋さん。私は普段、茗荷谷駅を滅多に(というかほぼ)利用しないので、本当に運命的な出会いだったんです。

いつ通ってもお店の外まで行列が続いていて、どんな人気店なのだろうとずっと気になっていました。これは、ラーメン好きとしては入らずにはいられない！

お店の中はウッド調。こじんまりして落ち着く雰囲気。

いつ見ても行列ができているので、思い切って開店時間(11時半)に合わせて挑戦してみることにしました。にもかかわらずすでに3名ほど並んでる人がいて、本当に人気店なんだなと思いながら入店。

お店に入ると、思ったより広くなく、落ち着く雰囲気でした。席は10〜12席程度でしょうか。カウンター席が多かったです。

注文は食券購入式で、券売機で好きなメニューを選びます。私は醤油ラーメンが一番好きなので、迷わず醤油を選択。そして、経験上とりあえず”特製”を選んでおけば美味しさに間違いない！　特製らーめんを注文しました。

いざ実食！食用菊の黄色が彩りを添える盛り付け。

ラーメンが出てきたときに目を引いたのが、黄色の食用菊でした。ラーメンに菊なんて！　と驚きましたが、ラーメンの見栄えを良くするちょうどいいアクセントになっていました。

さて、スープを飲んで、麺を食べる。一口食べて、鼻に抜ける香りが芳醇でびっくりしました！

一番の推しポイントはずばりスープ!!

私の食べ始めは必ずスープなのですが、ラーメンの美味しさは8割方スープで決まると言っても過言ではないと思っています。スープに少しでも違和感があると全体のバランスが悪いことが多いからです。

花のれんの醤油らーめんのスープは鶏ベースで、一見すると濃く見えるのですが、意外とあっさりして飲みやすく、透明感すら感じます。鶏と醤油のうま味が雑味なく抽出されていて、非常に爽やかな飲み口です。

油っこくなく、かと言ってあっさりしすぎず適度な油分があり、グビグビ飲めてしまう魔性のスープ。

私はこのとき生まれて初めてラーメンのスープを飲み干すという体験をしました。
なんという背徳感！　でも後悔はない！

麺は細麺ながらも存在感抜群！小麦の風味がスープと合う！

ラーメンには当然のことながら麺が欠かせません。ラーメンにとって重要な役割を果たす麺ですが、お店によってはスープほどこだわりがないことがあります。やっと最近になって、売りポイントとして麺を前面に押し出してきたお店が増えてきたのではないでしょうか。

花のれんさんの麺は自家製ではないのですが、細麺ながら小麦の風味があります。麺だけ食べてもしっかり味がするんです。味がするのがいい麺とは一概には言えませんが、少なくとも花のれんさんの麺は、スープに合うように作られていると感じました。

スープと麺の相性でラーメンのバランスが決まるため、この部分にちゃんと力を入れていると感じられるラーメンであることに感動。

主役に負けない！考え抜かれたトッピングの数々。

基本的に、特製ラーメンというメニューはどのお店も、そのお店の推し食材が全て使用されていることがほとんどです。花のれんさんもその1つ。下記5つがトッピングされています。
・3種類のチャーシュー
・ワンタン
・味玉
・タケノコ
・薬味(ネギと食用菊)

特に珍しいのは、メンマの代わりに使われているタケノコでしょうか。コリコリとした食感がラーメンには新しく、ラーメンの新しい可能性を感じました。

サイドメニューも充実しており、好きなトッピングを追加すれば、オリジナルのラーメンを食べることができます。
1つのメニューに縛られない自由度の高さも、花のれんの特徴ですね。

唯一の難点は価格か。とはいえ質の良いラーメンはこのくらいでもOK？

難点としては、量の割に価格が少し割高に感じることです。一般的なラーメン屋さんよりは量が少なめなので、たくさん食べたい方にはあまりおすすめできません。

そういえば最近(と言っても少し前でしょうか)、SNSでラーメンの価格について論争がありました。

価格の高い安いの捉え方は個人の自由で構わないと思いますので、このことについてはここで論じません。人によってラーメンに求めるものが違いますので、自分に合ったラーメンを選べばいいと個人的には思っています。

東京であっさりラーメンを食べるなら「生粋花のれん」一択！

醤油ラーメンだけでなく塩ラーメンもメニューにあり、まさにあっさりしたラーメンを極めているお店です。東京であっさりラーメンを食べるなら、個人的には「生粋花のれん」一択！　どのラーメンを食べてもハズレがありません。

このラーメンを食べるためだけにわざわざ茗荷谷に行く価値アリです。

この記事を書いた人

ラーメンエンジニア

年間500杯食べるラーメンエンジニア（30代男性）です。
フリーでシステムエンジニアをやりつつ、ラーメンライターとして活動していることからこの名前を付けました！
ラーメンが好きすぎて、執筆以外にも自作ラーメンを作り、友人にふるまっていたところから、最近ではイベント出店もするようになりました。
そんなラーメンへの情熱を記事にぶつけ、一人でも多くの方が自分の好みに合ったラーメンと出会えるように、ラーメン情報を発信します！

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