メジャーリーグでの大活躍で今シーズンWBC日本代表に選出されたダルビッシュ有投手。36歳とベテランながら6年140億円の大型契約を結んだ事で、世間から大きな注目を集めましたね。ダルビッシュ有投手も、力の限り頑張りたいと会見で語っていました。そこで今回は、ダルビッシュ有投手の今までの活躍と今後の展開について解説していきます。
目次
- 1. ダルビッシュ有投手の活躍
- 1.1. 日本ハムファイターズ入団
- 1.2. レンジャーズ移籍
- 1.3. ドジャースにトレード移籍
- 1.4. カブス移籍
- 1.5. パドレスにトレード移籍
- 2. ダルビッシュ有投手の強み
- 3. まとめ
ダルビッシュ有投手の活躍
ダルビッシュ有投手は、日米通算180勝以上を記録し、数々のタイトルや賞を受賞している日本のエース。高校時代から才能を発揮し日本のプロ野球・メジャーリーグで大活躍したダルビッシュ有投手の今までの活躍を振り返っていきます。
日本ハムファイターズ入団
ダルビッシュ有投手は、2004年のドラフト会議で日本ハムに単独一位指名。2005年のプロ一年目には、初登板した試合で初勝利・初完封の快挙を達成。1年目は5勝5敗、2年目は12勝5敗と二桁勝利を達成。その後は、5年連続二桁勝利をマーク。最優秀防御率・最多奪三振のタイトルや沢村賞や最優秀選手賞を受賞するなど、球界のエースにまで成長しました。
レンジャーズ移籍
2012年1月に、レンジャーズと6年契約の総年俸5600万ドルで契約。1年目は、4月にメジャー初登板で初勝利を挙げると、そこから勝利を積み重ね、16勝をマーク。2年目も、13勝を挙げる活躍と、最多奪三振のタイトルも獲得し、サイ・ヤング賞投票で2位を取り、日本人史上最高位を記録しました。3年目は、故障で出遅れたものの、3年連続二桁勝利をマークしたがチームは最下位に低迷。4年目は、トミー・ジョン手術を受けた為、出場記録はなし。翌5年目の5月に復帰し、レギュラーシーズン7勝5敗で終了。6年目は、メジャーリーグで通算50勝を挙げるも、7月にトレードでドジャースに移籍しました。
ドジャースにトレード移籍
2017年7月31日にドジャースにトレードで移籍しました。移籍後初登板で勝利を挙げ、その後は4勝3敗でシーズン終了。チームは地区優勝を果たし、ポストシーズンに進出。ポストシーズンでは2戦に先発し、2勝を挙げました。ワールドシリーズに進出し、2試合に先発。2試合とも敗戦投手となり勝利に貢献できず、チームも敗退してしまいました。
カブス移籍
2018年2月にシカゴ・カブスに6年総額1億2600万ドルで契約。1年目は、1勝3敗の成績を残しましたが、シーズン途中に右肘を痛め戦線離脱。その後復帰を果たさないまま、シーズン終了。2年目は、通算2500奪三振達成や、9月の試合では8社連続三振記録などを樹立し、6勝8敗229奪三振をマークしました。3年目は、コロナの影響で開幕が遅れ試合数も減少。初戦を勝利で飾れなかったですが、その後は7連勝を記録。一時調子を落とすも、8勝3敗でシーズンを終え最多勝を受賞する活躍を見せました。
パドレスにトレード移籍
ダルビッシュ有投手は、2020年12月にパドレスにトレード移籍。一年目は、開幕投手を務め勝利投手となりました。6月には、メジャーリーグ通算1500奪三振をメジャー最速で達成。その後は怪我が続き思ったような成績を残せず防御率はキャリアワースト記録をマークするなど、いい成績は残せませんでした。ですが、2年目の今シーズンは絶好調。16勝をマークし、ベテランらしい投球術を披露し、チームのリーグ優勝に貢献しました。3大会ぶりのWBC日本代表にも選出され、活躍が期待されます。
ダルビッシュ有投手の強み
ダルビッシュ有投手は、6年1億800ドルで契約を更新。契約満了時は42歳。かなりベテランの域に達するが、チームがそこまでダルビッシュ有投手の活躍に期待しているのは、向上心と技術力の高さだと思います。ダルビッシュ有投手は、常に成長しようと学ぶ姿勢を怠りません。この姿勢は、技術力の高さにも活かされており、変化球の軌道調整や球速の変化を常に分析し、応用していく事で、メジャーリーグのトップバッターからも三振を奪う事ができます。向上心と技術力の高さがあるからこそ、ダルビッシュ有投手がメジャー11年目の今でも16勝を挙げる活躍ができているのだと思いました。
ダルビッシュ有投手は、メジャーリーグ通算100勝・日米通算200勝を目指し、オフに体を鍛え直し、まずはWBC日本代表での優勝と2023シーズンのワールドシリーズ優勝に挑みます。
まとめ
今回の記事では、ダルビッシュ有投手のこれまでの活躍と強みを紹介しました。ダルビッシュ有投手は。自分自身の才能だけではなく、努力を怠らない選手だからこそ、今回の大型契約を結ぶことができたのかもしれません。日本のプロ野球でも、メジャーリーグでもチームのエースとして引っ張ってきたダルビッシュ有投手。今シーズンは、WBC日本代表にも選出され、ベテランとしてチームを引っ張り優勝に導いて欲しいです。また、メジャーリーグの舞台でも、新戦力や若手選手に負けない投球を披露し、これからもメジャーリーグで活躍し続けるダルビッシュ有投手を応援していきます。
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