1924年に開催され、今年で95回記念大会と歴史のある選抜高等学校野球大会。紫紺の大優勝旗をかけて各地域の代表36校が競い合います。今年は、3月10日に組み合わせ抽選会が行われ、3月18日に甲子園球場で開幕。代表校が1月27日に発表されました。今回は各地域の代表校と21世紀枠で選ばれた3校を紹介していきます。
目次
- 1. 選抜高校野球大会について
- 2. 第95回記念大会出場校
- 3. まとめ
選抜高校野球大会について
夏の甲子園は、各都道府県の優勝校が出場しますが、選抜高校野球大会は、選考委員会によって出場校が決まります。出場校は、最大32校、記念大会は、34校あるいは36校の出場。選考は、21世紀枠・一般選考・明治神宮大会枠の順で決まる。基準は、各地域に選考枠が振り分けられており、その選考枠を秋季地区大会と府県大会の成績とバランスを考え出場校が決まります。
第95回記念大会出場校
今年の選抜高校野球大会は、今年は、記念大会の為36校が出場します。21世紀枠で3校、北海道で1校、東北で3校、関東・東京で7校、東海で3校、北信越で2校、近畿で7校、中国・四国で6校、九州で4校が出場。
21世紀枠
21世紀枠は、石橋高校(栃木)・氷見高校(富山)・城東高校(徳島)の3校が選抜に出場。21世紀枠は、各地域から1校選出し、その中から3校が決まります。高校野球の模範になる姿を実践している高校から選出。例えば、文部両道・創意工夫した練習に取り組んでいる・地域貢献しているなど多角面から判断し決定されます。
北海道
北海道枠からは、クラーク記念国際高校の1校が選抜に出場。2年連続2度目の選抜出場校に選出。昨年の秋の北海道大会で優勝し挑んだ明治神宮大会では、大阪桐蔭高校に大敗。負けた悔しさをバネに甲子園初勝利を狙います。
東北枠
東北枠は、仙台育英高校(宮城県)・東北高校(宮城県)・能代松陽高校(秋田県)の3校が選抜に出場。仙台育英高校は、秋の東北大会で優勝し選出。東北高校は、秋の宮城県大会で優勝し、その後の東北大会では準優勝、2校目の切符を獲得。3校目に滑り込んだのは、能代松陽高校。秋の秋田県大会で優勝し挑んだ東北大会は、仙台育英高校に準決勝で敗戦したが、選抜初出場を決めました。
関東枠
関東枠は、山梨学院高校(山梨県)・専大松戸高校(千葉県)・高崎健康福祉大高崎高校(群馬県)・慶応高校(神奈川県)・作新学院高校(栃木県)・東海大菅生高校(東京都)・二松学舎大付属高校(東京都)の7校が選抜出場。山梨学院は昨秋の関東大会を制し、3季連続の甲子園出場。専大松戸高校は、昨秋の関東大会で準優勝し選出。高崎健康福祉大高崎高校・慶応高校共に昨秋ベスト8入りし、選出。作新学院高校は、昨秋ベスト8入りし、6年ぶり11度目の出場を決めた。
東海大菅生高校は昨秋の東京都大会優勝、二松学舎大付属高校は準優勝で選出。
東海枠
東海枠は、東邦高校(愛知県)・常葉大菊川高校(静岡県)・大垣日大高校(岐阜県)の3校が選抜出場。東邦高校は、昨秋の東海大会で優勝を決め選出されました。常葉大菊川高校昨秋の東海大会で準優所し、2校目の出場を決めた。最後の1枠は、東海大会でベスト4入りを果たした大垣日大高校が10年ぶりの選抜出場。
北信越枠
北信越枠は、北陸高校(福井県)・敦賀気比高校(福井県)の2校が選抜に出場。北陸高校は、昨秋の北信越大会で優勝し、明治神宮大会でも4強入りし、選出を決めました。敦賀気比高校は、昨秋の福井県大会で優勝し、北信越大会で4強入りし、5季連続の10度目の甲子園出場。
近畿枠
近畿枠は、大阪桐蔭高校(大阪府)・報徳学園(兵庫県)・智弁和歌山高校(和歌山県)・龍谷大平安高校(京都府)・履正社高校(大阪府)・彦根総合高校(滋賀県)・社高校(兵庫県)の7校が選抜に出場。大阪桐蔭高校は、昨秋の近畿大会で優勝し、明治神宮大会も優勝し選抜への出場を決めました。報徳学園は、昨秋の近畿大会で準優勝を決め、2校目の枠を獲得。智弁和歌山高校と龍谷大平安高校は、ベスト4に入り選出。履正社高校は、ベスト8入りし選出を決めた。
彦根総合高校は、近畿大会の準々決勝で大阪桐蔭に敗れたが中盤までリードしてたことが評価され、選出。社高校は、準々決勝で智弁和歌山に敗れたが奈良一位の天理高校を初戦で倒したことが評価され2度目の選出。
中国・四国枠
中国・四国枠は広陵高校(広島県)・光高校(山口県)・鳥取城北高校(鳥取県)・英明高校(香川県)・高松商業高校(香川県)・高知高校(高知県)の6校が選抜に出場。広陵高校は、昨秋の中国大会で優勝し、選出。明治神宮大会に出場。決勝で大阪桐蔭に敗れ準優勝。光高校は、昨秋の山口県大会3位で中国大会に出場。決勝まで進出したが広陵高校に敗退したが二枠目を獲得。鳥取城北高校は、中国大会の準決勝で広陵高校に逆転負け。ベスト4まで進出し、2年ぶりに選抜出場。
英明高校は、昨秋の四国大会で優勝し選出されました。明治神宮大会ではベスト8入り。高松商業高校は、四国大会で準優勝し選出。高知高校は、高知大会準優勝し四国大会はベスト4入りを決め、選出。
九州枠
沖縄尚学高校(沖縄県)・長崎日大高校(長崎県)・海星高校(長崎県)・大分商業高校の4校が選抜に出場。沖縄尚学高校は、昨秋の沖縄大会・九州大会で優勝し、選出。明治神宮大会では、仙台育英高校に初戦でサヨナラ負け。長崎日大高校は、長崎大会で優勝。九州大会で準優勝し、選出されました。海星高校は、九州大会の準決勝で沖縄尚学にサヨナラ負けを喫したが、ベスト4入りし選出。大分商業高校は、大分大会準優勝。九州大会ではベスト4に入り、3年ぶりの選抜を決めました。
まとめ
今回は、95回記念大会の選抜高校野球大会出場校36校を紹介しました。明治神宮大会で優勝した大阪桐蔭が優勝候補筆頭と言われています。大阪桐蔭高校は、春の選抜高校野球大会史上初の2連覇を目指し、どんな戦いを見せてくれるか楽しみですね。他にも、21世紀枠で選出された高校や選抜高校野球大会で東北史上初の優勝を目指す東北代表チームにも注目が集まります。
3月18日から開幕される選抜高校野球大会でどこの高校が優勝するか今から楽しみです。
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