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Twitterにニンテンドーやトランプ元大統領などの「認証マーク付き」偽アカウントが続出。公式との見分け方は?

Twitterは11月10日から有料サブスク「Twitter Blue」の価格と内容を改定しました。この内容として新たに追加されたのが、Twitterの認証マークです。

Twitterの認証は「公認マーク」などとも呼ばれており、著名人や企業、政府などのアカウントが本物であることを示すアイコンでした。しかし今回の変更で「認証済み」のチェックマークを月額8ドル(約1200円)で入手できるようになったため、Twitter上には多くの偽アカウントが発生し、混乱に陥っています。

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Twitter Blueの認証マーク付与を悪用する偽アカウントが続出、フェイクかどうかの見分け方


こちらはニンテンドー公式アカウントの偽物。記者のジェイソン・シュライアー氏が残したツイートのスクリーンショットでは、中指を立てたマリオの画像などを投稿していたことが分かります。

また、NBA選手のレブロン・ジェームズの偽アカウントも出現し、レイカーズから脱退するとツイート。


さらにはトランプ元大統領の偽アカウントまで登場し、「イーロン・マスクの検証システムの欠陥の理由」とツイートしました。


Twitterの有名なパロディアカウント、Jesus Christ(@jesus)も認証されています。

日本でも認証マーク付きの偽アカウントが登場しているようです。10月13日から放送されているTVアニメ「うる星やつら」公式アカウントは、劇場版アニメ公式を名乗るアカウントが現れたとして注意喚起しています。

これらのほとんどのアカウントはすでに凍結されましたが、この問題を取り上げたテック系メディア「The Verge」は「いたちごっこになっている」と指摘し、「フェイクニュースを助長する可能性があることは今や明白だ」と批判しました。

なお、Twitter公式サポートアカウントによれば「なりすましや偽装を積極的に取り締まっている」とのこと。

ちなみに、そのアカウントが「公式」なのか「Twitter Blue」に登録しただけかどうかは、認証マークをタップすることで分かります。こちらは「Twitter Blue」に登録したアカウントの場合の表示です。


Twitterは先日、一時的に2段階の公式チェックマークシステムを試みたものの、イーロン・マスクはわずか数時間でそれを中止しました。しかしこのバッジは現在、個人を除いて、コカ・コーラやトヨタ自動車といった大企業の公式アカウントに再配布され始めています。

マスクは同社が「今後数カ月でたくさんの馬鹿げたことをする」「うまくいくものだけを残す」と警告しており、今後もこのような様々な取り組みは続くと考えられます。

なお、Twitterは今後数ヶ月の間にたくさんの馬鹿なことをする予定です。

私たちは、うまくいっているものはそのままに、そうでないものを変えていくつもりです。


*Category:テクノロジー Technology *Source:The Verge ,@elonmusk(Twitter)

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