バンダイナムコアミューズメントのアーケード用ドームスクリーン式戦術チーム対戦ゲーム『機動戦士ガンダム 戦場の絆(戦場の絆)』。その応援企画である公式生放送「『機動戦士ガンダム 戦場の絆』公式生配信 POD#05」が5月28日19時より、配信されました!
あおにゃんSクラスに野良出撃! 「Sクラスへの道」
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公式生放送企画もはや5回目! AppBank小隊のカバパン、あおにゃんこと空野青空さんのMCふたりも「もう5回目だよ!」(カバパン)、「体感的に前回から2週間ぐらいの感覚」(あおにゃん)と余裕すら感じさせる会話で番組がスタートしました。
なお今回は、新型コロナウイルス感染防止および緊急事態宣言の延長などに伴う設置店舗の営業時間短縮を考慮し、「あおにゃんSクラスへの道」と「タンカー貸します」のプレイヤー参加型の2企画を20時までに終えるという番組構成となり、番組終了後に毎回実施していた「IDバーストmini」もお休みとなりました。
さて、さっそく「Sクラスへの道」のコーナーがスタート。前回は6月18日まで実施中の「勢力戦 THE ORIGINバトル」の先行支給機体のひとつ「シャア専用ザクII」を駆り、連撃抜けからのクイックドローや、押さえたい敵に前ブー(スト)で先行してかみついてダメージを与えて勝ちに貢献するなど、成長が見られたあおにゃん。
今回の課題は「基本に戻って『ブーストの管理』を徹底しよう」ということで、あおにゃんには、前線のライン上げや味方のフォローなど、いつでもブーストゲージを使った高速移動ができるよう、オーバーヒートに気を付けながら1試合戦いきるというテーマが与えられました。
するとあおにゃんの方から、「乗ってみたい機体があるんです!」と前のめり気味に提案が。前々回、前回に引き続きジオン軍の格闘型カテゴリから「『ガンダムF90火星独立ジオン軍仕様』に乗りたい!」ということのようです。総ブースト量が多く、ふわジャンを駆使して空中を高速に移動でき、近距離戦型ともわたりあえる射程の長い射撃武装を備えているという、課題もクリアしつつ、バランスの良い機体チョイスといえるでしょう。
コストが280とこれまであおにゃんがこのコーナーで搭乗してきた機体の中ではトップクラスの高さだということと、もしオーバーヒートしてしまうと回復に時間がかかってしまうところが留意点といえるでしょうか。
ステージは「ニューヤーク」。IDバースト出撃ということで、味方チームメンバーは無事集まったのですが、肝心のマッチングが不発。リマッチとなった結果、またもや対CPU戦に……。そこで急遽、カバパンからの提案で、別カードで別P.O.D.でのシングル出撃に切り替えることに(AクラスのIDバーストの方は2戦目対人戦となりましたので、スタッフが急遽プレイさせていただきました)!
無事対人戦マッチングが終了、あおにゃんがP.O.D.に向かうと、画面には「少将」の文字が……。「ちょっと待って! Sクラスだよ?」と戸惑いながら「ガンダムF90火星独立ジオン軍仕様」を選ぶあおにゃん。そうなんです。実は別カードでの出撃とは、Sクラスでの出撃だったのです……!
1戦目、前回も「苦手」と言っていた「ニューヤーク」でのタンク護衛。ステージ中央の通称「ひな壇」を中心に、周囲から攻撃してくるアンチタンク機体をあおにゃんがどう裁いてタンクに拠点を撃ってもらうのか? 位置取りや立ち回り、そして課題のブーストワークをどうクリアするのか、いつもと違う緊張感にスタジオも、視聴者の皆様もかたずをのんで見守りました。
「ガンキャノン」の「240mmキャノンA」のカートリッジ2の榴弾がひな壇に降り注いできたところは落ち着いて避け、続いて投げ込まれてきた「ファイア・ナッツ」でダウンをもらい、無敵時間を使ってひな壇から飛び降りつつ、僚機の「ゲルググM(S)」とラインを上げることができたあおにゃんでしたが、「ザクタンク」が前に抜け、拠点を撃破したころには「ガンダム(THE ORIGIN)」と「ガンキャノン」のアンチ2機体に先にAP(耐久値)を削られていたため、数的不利になったところで撃破され再出撃。地球連邦軍側が戦力ゲージで有利のまま後半戦に。
セカンドアタックもひな壇からの拠点砲撃の布陣に。自拠点側に後退した「ガンタンク」からの「追加弾(拡散弾)」と「ガンキャノン」の榴弾が降り注ぐ中、どのタイミングで前に出て瀕死の敵モビルスーツのコストを回収するのか、シングル出撃ならではの前衛の呼吸を合わせることが難しい局面となり、「ザクタンク」が撃墜され、拠点攻略の時間が足りなくなり敗戦となりました。
1戦目の終了後「申し訳ない」のシンボルチャットをすかさず発してからP.O.D.を出たあおにゃん、「申し訳ない~」とコメントしていましたが、課題であった「ブーストを切らさない」ことは見事クリア。
プレイ中もステージからベテランパイロットたちのアドバイスが聞こえていたこともあり、どの敵をマークすべきなのかを考えていたことなどを話しているうちに2戦目のマッチングが完了、再び戦場へ。
2戦目も「ニューヤーク」の護衛。今度は敵軍がタンクを入れないフルアンチ編成。ひな壇から飛び降りたころに敵軍がフルアンチであることがわかり、「ギガン」にかみついていた「ガンダムF91」のクイックドローをカットしたあおにゃん、数的不利に巻き込まれないよう立ち回って……といきたかったところですが、「ギガン」が撃破されたところで自らも撃墜され、再出撃となりました。
▼リスタート直後のひな壇での瞬間数的有利を作ってからの連撃は見事!
「枚数不利でどう立ち回ればいいんだろう……」と不安げな声で再出撃し、再びひな壇まで到達したところで、味方前衛が2機に絡まれている場面に遭遇。1機を「ビーム・マシンガンB」でダウンさせ、瞬間数的有利を作ってからもう1機に格闘攻撃を仕掛ける、攻めパターンのお手本のような動きを見せ、味方を回りこませつつ自らも援護をもらってひな壇前に。この動きには「おお!」とステージ上のベテランパイロット陣から感嘆の声が上がっていました。
再出撃した「ギガン」が敵拠点を約60%ほど削った状況であおにゃんが護衛に入ると、戦力ゲージがジオン有利に。そのまま拠点の撃破に成功し、残り115カウントほどでジオン軍は撤退戦となりました。
最終的に3落ちとなったあおにゃんですが、相手に先にかまれるというシチュエーションが少なく、味方だけで固まることなく移動し、格闘攻撃を仕掛けられたら格闘攻撃で相討ちして味方に援護を受けてダメージを与えつつ、散開して貫通効果のある武装での複数ダメージを回避しながらの撤退戦が実行でき、一気に多落ちすることなく勝利となり、課題の「ブーストを切らさない」も2戦連続で達成。
次回の課題としては、「格闘型モビルスーツに載るなら、もっと建物を利用して高いところから仕掛けるとブーストワークで有利になる。それと、『ビーム・サーベル』を出しっぱなしにしているのは危険(格闘間合い外で空振りの原因になるため)なので直したほうがいい(ばるさん)」などのアドバイスをもらったあおにゃん。今回は突然のSクラス単独出撃でしたが、アドバイスをもらいながらとはいえ、着実な成長が見られた「Sクラスへの道」でした。
▼ブーストゲージを効率的に使って、あおにゃんの味方を助けながらのプレイをもっと見たいなと思わせる1戦でした!
▼あおにゃんのリプレイです。
ファーストアタック成功後の役割配分の妙が見られた「タンカー貸します」
▼初登場の「Exプロ―ジョン」さん(下画像最右)。重装甲セッティングの「ガンタンク」を披露していただきました。
続いては、3回目の実施となったこちらもプレイヤー参加型IDバースト企画「タンカー貸します~ワンランク上の試合展開を作ろう~」。
今回は、初登場のタンカー「Exプロ―ジョン」さんと本生放送企画皆勤賞の「ばる」さんがゲストパイロットとして登場。「Exプロ―ジョン」さんが地球連邦軍の「ガンタンク」のAP430という「重」(重装甲)セッティングに搭乗、足回りの低下の影響が大きいものの、最高クラスAPを活かした立ち回りを披露していただけることになりました。
この「重」セッティングの「ガンタンク」の立ち回りは、進軍に時間がかかり、敵タンクよりも拠点攻略のとりかかりに時間を要するため、できれば高APを活かして前に出て、味方にカットでフォローしてもらいつつ、ファーストアタックで拠点を撃破したいところ。その後、敵拠点が復旧するまでの間に、サブトリガ武装に装備した「追加弾(拡散弾)」での範囲攻撃で敵モビルスーツのAPを削っていき、敵軍のセカンドアタックへのアンチを支援していこうという狙いです。
また、前半の戦力ゲージがあまり大きくマイナスにならないよう味方前衛に立ち回ってもらうことも重要です。セカンドアタックで拠点を撃破しないと逆転の芽が他になくなってしまうような追い詰められた状態になると、敵アンチは「ガンタンク」への攻撃に集中するだけでも苦しくなるので(ダウンを取られるだけでも足の遅さが響いてきます)、特に6vs6では序盤~中盤の展開作りを丁寧にやっていくことが試合のカギを握る戦術となります。
IDバースト5名、シングル出撃1名の6名での1戦目。格闘型3機、中~低コストの近距離戦型中心で構成された地球連邦軍側に対し、格闘型が高コスト機3機、近距離戦型と射撃型は中~低コスト各1機と火力にコストを割いてきたジオン軍とのマッチングです。地球連邦軍側が拠点攻略を先行し、各軍ともモビルスーツ3機が再出撃、戦力ゲージ的にもほぼ五分という状態での中盤。右~中央ルートでの「ガンタンク」の護衛が「ばる」さんの「ザクII(F2)」と「陸戦型ガンダム」の2機に対し、「ゲルググ」と「ザクIII改(TWA)」と火力のあるジオン軍アンチチームとの戦いはジオン軍側優勢、「ガンタンク」のAPをうまく使いながらセカンドアタックも先行できた地球連邦軍でしたが、ジオン軍もほぼ並行して拠点砲撃を実施。こちらもジオン軍は格闘型2機と近距離戦型と火力面で優位に立ち、コスト380差でジオン軍がリードしての撤退戦になりました。
しかし、格闘型2機が瀕死のジオン軍は「ギガン」が「ジム・レイド」を釣りながら撃墜されコスト差は220に。残り数カウントと時間はないものの、瀕死の状態で撤退しながら右ルートに展開できた「ガンタンク」の「追加弾(拡散弾)」がどこかで当たれば勝ちの芽が残っている状態まで持って行けたのですが、敵拠点前での水路での攻防はほんのわずかのAPを残しきれたジオン軍の勝利となりました。
1戦目終了後、ゲストのおふたりがコメントしていたように、敵軍の火力が自軍より高めで、セカンドアタック前、斬られながらも拡散弾での支援は実現できたものの、「ガンタンク」が右ルートへリスタート後、アンチ側の体制が整う前に敵軍が素早く右ルートでラインを上げてきたため1枚ずつ格闘型が撃破され、再出撃となったところでお互いのタンク周りの火力が不均等になり、地球連邦軍側の護衛がいつコストを使ってリスタートしアンチ側に火力を回せるかの見極めが難しい状態となっていました。
▼ラスト残り10カウントでの「追加弾(拡散弾)」の攻防は緊張感がありました!
2戦目は残念ながら対CPU戦に。ここでカバパンから、「Exプロ―ジョン」さんへのリクエストとして、「ニューヤーク(R)」でのガンタンクのノーロック(ブラインド)砲撃地点のガイドをお願いしました。
口頭での分かりやすい解説とともに、高低差や敵拠点までの距離に合わせた射角調整、機体角度の調整のコツなどを解説していただいてありますので、ぜひアーカイブをご覧ください!
▼2戦目のCPU戦では、「ニューヤーク(R)」での地球連邦軍のノーロックポイントを披露。右ルートでの建物陰でロックオンが取れない場所でも、射角を下げて敵拠点を狙うコツをわかりやすくごご教示いただきました。
▼Exプロ―ジョンさん、ばるさんの1戦目のリプレイです。
6月は『戦場の絆II』に関係のある独立小隊イベントが!?
ここからは情報中心のコーナー構成に。本稿が掲載されているころにはエントリー終了となりましたが「オフィシャル大会情報」、そして「『戦場の絆』最新情報」のコーナーでは先日動画が公開された「ジオング」の情報が改めて紹介されました。
さらに、詳細は公式サイトをご確認いただきたいのですが、6月1日より「独立小隊」でのイベントが実施されることが速報で明らかにされました。どうやらこのイベントで『機動戦士ガンダム 戦場の絆II』にてなんらかもらえるものがある? とのことです。気になる方は今後も『戦場の絆』の公式サイトのチェックをお忘れなく!
今回はサプライズ出撃あり、ノーロック砲撃講座ありとバラエティ豊かな構成となりましたが、パイロットの皆さんのご感想はいかがでしたでしょうか? 未見の方はぜひアーカイブをご覧ください。ご鑑賞くださった方、ご参加くださったパイロットの皆様、ありがとうございました!
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