9月16日に発売された「iPhone 14 Pro」について、カメラアプリの起動が異常に遅くなるという報告が、テック系メディア「MacRumors」のフォーラムに寄せられています。
*Category:テクノロジー Technology|*Source:MacRumors(1) ,(2) ,@LukeMiani
iPhone 14 Proのカメラに問題が多発
フォーラムに寄せられた投稿によると、一部の「iPhone 14 Pro」モデルでカメラアプリのアイコンをタップしてから起動するまでに4〜5秒かかる問題が発生しているとのこと。この問題は、一度カメラを開いた後に発生するそうです。
iPhone 14 Proで同じ問題があります。スマホを再起動し、カメラアプリを起動すると、カメラはすぐにオンになります。カメラアプリを閉じてから開くと、カメラがオンになるまで常に4〜5秒かかります。カメラを使う他のアプリをテストしたところ、即座にオンになりました。これはSWのバグだと思います。
同メディアのテストでも同じ問題が発生したとされており、この問題は広範に発生しているようです。ただし、アプリを開くたびに発生するわけではなく、たまに発生する程度だったとのこと。他にも、この問題はカメラアプリに限定されており、ビデオではなくフォトのモードでのみ起こると報告されています。
「MacRumors」のフォーラムでは、これがRAM(メモリ)管理の問題ではないかという指摘もありました。なお、Proモデルでは他にもカメラ周りの問題の報告が複数上がっています。
YouTuberのLuke Miani氏によると、「iPhone 14 Pro」でサードパーティアプリを使ってビデオを撮影する際に、カメラから静的な音やクリック音が発生したとのこと。Snapchat、TikTok、Instagramなどのアプリでは、カメラが制御不能なほど振動し、映像がひどくぶれます。
So uh, we’re having some issues with the 14 Pro Max camera pic.twitter.com/7HH1wLFjdF
— Luke Miani (@LukeMiani) September 16, 2022
同氏はこの問題により、テストしていたiPhone 14 Pro Maxのメインレンズが、その後の使用で、カメラアプリでもうまくフォーカスを合わせられなくなったと主張しています。なお、Miani氏はiPhoneをApple Storeに持ち込み、新しいデバイスと交換することができたそうです。
これについてAppleは、問題を認識しており、修正プログラムを含むソフトウェアアップデートを来週リリースすると「MacRumors」に伝えています。Appleはそれ以上の詳細を明らかにしませんでしたが、このアップデートでカメラアプリの起動についての問題も修正されるかもしれません。
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