» iPhoneの「真のフル画面化」さまたげる最大の壁
「iPhone 14 Pro」については様々なリークから、そのデザインの全貌がほとんど判明しています。これについて、著名リーカーのジョン・プロッサー氏が、3Dデザイナーのイアン・ゼルボ氏と協力し「iPhone 14 Pro」の詳細な予測CGを公開。動画ではリークを解説しています。
*Category:テクノロジー Technology|*Source:Front Page Tech ,Zelbo.nyc ,iDrop News
「iPhone 14 Pro」に訪れる3つの大変化
ジョン・プロッサー氏は動画の中で、「iPhone 14 Pro」の重要な変更点を3つ挙げました。
まず1つ目のリークが新カラーについて。iPhoneシリーズには毎年新たなカラーが登場しますが、プロッサー氏が聞いたリークでは、パープルは有力な新カラーだそうです。
こちらが「iPhone 14 Pro」のパープル。動画は、Appleの公式紹介映像のように仕上げられています。
2つ目の重大な変更点は、「iPhone 14 Pro」に史上初の48MP解像度のカメラが搭載される点です。これにより、Proモデルでは8Kビデオ撮影が可能となります。ただしセンサーサイズの大型化により、5%ほどカメラユニットが大きくなるとのこと。
望遠カメラも強化され、レンズの枚数が6枚から7枚に増加するそうです。
カメラユニットの増大以外では、「iPhone 14 Pro」の背面の全体的な見た目はほとんど前モデルと変わりません。
プロッサー氏は以前、デザインが大幅刷新された「iPhone 14 Pro」の予測CGを公開して話題になったことがありましたが、同氏はこれが「延期された可能性がある」と主張しています。
3つ目の大きな変更は、「iPhone 14 Pro」ではノッチが廃止され、2つのパンチホールが追加されるという点です。
左のモジュールはFace ID用のもので、右はインカメラです。なお、この変更にはノッチ搭載に比べ3倍の費用がかかっているとのこと。
他にも、「iPhone 14」シリーズに関わる大きな変更として、新チップA16がProモデルのみに搭載されるというリークも挙げられています。通常モデルには、前モデルと同じA15が搭載されるそうです。また、同モデルにはチタン製フレームの採用や、緊急連絡のための衛星通信機能が搭載されるとの噂もあります。
テック系メディア「iDrop News」によれば、「iPhone 14 Pro」シリーズの価格は100ドルづつ値上げされるとのこと。「iPhone 14 Pro」の価格は1099ドル(約14万円)スタート、「iPhone 14 Pro Max」は1199ドルからのスタートとなります。
iPhoneは度重なるインフレの影響により、値上げを免れないと見られています。リークされているProモデルの進化は「値上げも仕方ない」とユーザーを納得させるためのAppleの苦慮がみられるような内容です。
Source: app