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Appleが開発中と噂の新プロセッサ「M2」の性能を、Appleに詳しい米メディア「MacRumors」が、過去のデータに基づいて予測しています。
*Category:テクノロジー Technology|*Source:Appleinsider ,MacWorld
Apple「M2」の推測性能と「M1」「M1 Max」との比較
2022年後半に登場する見込みのM2チップについて、「MacWorld」は、AppleのAシリーズの進化と対比することで「M2」がどの程度アップグレードされるのかを推測しています。
同メディアはまず「M1は、A14をベースに、高性能CPUコア数を2倍(2個から4個)、GPUコア数を2倍(4個から8個)にスケールアップしたものだ」と指摘。これに基づき、「A15 Bionic」の性能から「M2」の性能を導きだしています。
ここから導き出されたベンチマークの推定値をみると、M2の性能はかなり大きく向上する可能性があるようです。Geekbench 5での「M2」の予測シングルスコアは「1829」となり、「M1 Max(1747)」を超えるものとなります。
マルチコア性能では「M2」は8837点となり、「M1(7391)」を超えるものの、コア数の多い「M1 Max(12238)」よりは劣る性能となります。
より顕著に進化が見られるのはグラフィック性能です。「3DMARK(WildLife)」における「M2」の予測スコアは6389点となり、「M1(4918)」を大きく超えます。
ただし、こちらも「M1 Max」との比較では大きく劣ります。これらは、「M2はM1 Pro/M1 Maxを超える総合性能にはならない」という他の予測とも一致する結果です。
「MacWorld」は同様に「M2 Max」のスコアも算出しており、予測通りであれば、CPU性能ではインテルの「Alder Lake Core i9」を大きく引き離し、GPU性能ではNVIDIAの「RTX 3070(モバイル向け)」に匹敵すると指摘しています。
もちろん、これらはあくまで推測データに過ぎないことには注意が必要です。なお同メディアは最後に、A15が電力効率重視だったことを取り上げ、「M2は予測よりも性能が良くなるかもしれない」と指摘しています。
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