2021年に「最も多く使われた絵文字」が、世界中の言語をデジタル化している非営利団体『Unicode Consortium』から発表されています。
*Category:テクノロジー technology|*Source:unicode.org ,wccftech,Japantoday
2021年、世界で最も使われた絵文字は?
無機質なチャットコミュニケーションに感情と彩りを与えてくれる絵文字。同団体によると、「世界のオンライン人口の92%が絵文字を使用している」そう。
そんな沢山の絵文字の中で、2021年に最も多く使われたのは「喜びの涙を浮かべた顔(face with tears of joy)」でした。
2位はおなじみ「赤いハート(red heart)」。テック系メディアの『wccftech』はこれについて、「“赤いハート”で自分を表現するよりも、“喜びの涙を浮かべた顔”の絵文字を使って笑いを取ろうとした人が多かったようだ」と分析しています。
3位は「床に転がって笑う(rolling on the floor laughing)」。これは1位の「喜びの涙を浮かべた顔」のバリエーションであり、このパターンの絵文字で感情を表現する人はかなり多いことが分かります。
全体のランキングは以下の通り。
なお『Unicode Consortium』は、トップ10の絵文字は2019年から2021年の間に一度しか変わっておらず、それも「2つのハート」と「3つのハートを浮かべた笑顔」という非常に似通った2つの絵文字が入れ替わっただけだと指摘しています。
ちなみに2019年のTwitter社の調査によると、日本で一番使われている絵文字も「喜びの涙を浮かべた顔」です。
ただし、2位以降は異なっているようです。10位の「桜」などは日本らしさがありますが、これは2019年に開催されたラグビーワールドカップの「桜ジャパン」などの影響もありそうです。
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