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40万円超のApple「AR/VRゴーグル」AirPodsと連携&4Kマイクロディスプレイ搭載など最新リークと予測デザイン

Appleが開発中とウワサの「AR/VRヘッドセット」について、新しいリークや詳細な予測デザインが登場しています。

*Category:テクノロジー Technology *Source:9to5Mac ,Ming-Chi Kuo(Medium) ,Antonio De Rosa

登場が近づくAppleの「AR/VRゴーグル」


テック系メディア「9to5Mac」が共有した「The Infomation」のリークによれば、AppleのAR/VRゴーグルはアルミニウム、ガラス、カーボンファイバーなどの超高級コンポーネントや筐体素材を詰め込んだ製品になるとのこと。

情報を元に、3Dデザイナーのアントニオ・デ・ローザ氏はこのAR/VRゴーグルの予測CGを作成・公開しています。


リークによれば、このゴーグルは「Meta Quest Pro」よりもはるかに薄く、軽くなるとのこと。ただし価格についても「3,000ドル(約40万円)近辺」と、かなり高額になるそうです。


ゴーグルの顔に触れる部分はメッシュ素材で、顔に取り付けられたなめらかな曲線のバイザーになっています。


「The Infomation」のリークによれば、両目の部分には4KのマイクロLEDディスプレイ、外向きにもユーザーの表情を他の人に見せるスクリーンが搭載されます。

また、外部環境の情報を取り込むため、12個ものカメラとその他のセンサーを搭載。チップセットにはM2チップが搭載されるとのことです。

外側にはApple Watchのデジタルクラウンに似た物理的なダイヤルがあります。リークによれば、このダイヤルを使ってパススルー映像モードに入ることが可能で、画面を通して外の映像を表示するとのことです。ユーザー入力は、ハンドジェスチャーと音声認識によるものが主流になると予想されています。


さらに、最新世代のAirPods Proに内蔵されたH2チップが密かに低遅延伝送モードをサポートしており、AR/VRゴーグル内のH2チップと連携して動作するように設計されているとのこと。

ゴーグルにはスピーカーが搭載されているものの、その音声は近くにいる傍観者にも聞こえてしまうとのこと。そのため、プライバシー保護の観点から、通話にはペアリングされたAirPodsが必要になる場合があるとのことです。


このゴーグルにはH2チップのAirPodsのみが対応することが示唆されており、その場合、互換性は最新世代のAirPods Proに限定されます。また、他のワイヤレスヘッドホンでは多くのラグが発生するため、使用できないと報告されています。

著名リーカーのミンチー・クオ氏は昨年6月、このAR/VRゴーグルが「2023年1月」に発表されると予測していました。流石に今月中にでるかどうかは怪しいものの、「2023年の前半に登場する」という部分では他のリークとも一致しており、登場が近づいていることは間違いないでしょう。

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