彼女に作って欲しいおかずランキング第1位「肉じゃが」。(私調べ)
和食の定番料理であり、ホクホク食感のじゃがいもと甘辛い味付けがたまらない一品ですよね。
先日、ある気になる情報を耳にしました。それは「肉じゃがに甘露飴を入れると激ウマ」らしいということ。
え?それ、マ?
早速作ってみよう!
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今日作るのは「甘露飴肉じゃが」
1.材料一覧はこちら
用意したのは、甘露飴、にんじん、玉ねぎ、じゃがいも、豚肉、さやいんげん。甘露飴以外は肉じゃがの定番食材を揃えました。
ここでひとつ懸念点が。
私、甘露飴あんま好きじゃない…。(小声)
出来上がりが「甘露飴ーッ!!」って主張ガンガンな感じにならなければいいな、と思いつつ調理を開始します。
2.豚肉を炒める
油をしいた鍋に豚肉を入れ、火を通します。ジューっという音とともに色が変わっていく豚肉。あー、もう美味しそう。(早い)
3.豚肉に火が通ったら、野菜を入れる
豚肉の色が変わったところで、一口大に切った野菜を投入。
写真をよくよく見ればわかるのですが、「意中の相手の胃袋を掴む」というタイトルの目的をより達成に近づけるため、ハート型に切ったにんじんを紛れ込ませました。ほら「ひとは見た目が9割」みたいなベストセラーもあるじゃん?煮てる途中に割れないでね。
4.油が回ったら調味料と甘露飴投入
いい感じに油が回ったら、水、醤油、甘露飴を投入。甘露飴が甘味をプラスしてくれるので、砂糖は入れません。
ここから落とし蓋をして、じっくりを火を通します。
どことなくナウシカの王蟲を感じる。(伝わる?)
ほら、怖くない。
5.仕上げにバターを加える
いい感じに煮詰まったら、仕上げにバターを投入。
甘露飴は完全に溶け、調味料に溶け込んでいます。甘露飴があった場所は、ちょっぴり茶色に染まっていました。決戦の時が近づいている気がしますね…(?)
上下を返しながら煮汁がなくなるまでグツグツ…。
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完成!隠し味は甘露飴とあなたへの愛
じゃがいもがいい感じにとろけた肉じゃがの完成!ハート型のニンジンも崩れなくてよかった。
最後に入れたバターがフワッと香り、食欲をそそります。
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いざ実食!甘露飴の主張は…?
いただきます。パクっ。
んん!美味しい!!
ゆっくり煮込んだじゃがいものホクホク感…ご飯がすすむしょうゆベースの味わい…バターの香りが鼻に抜けます。
懸念していた「甘露飴ーッ!」という主張は全くなく、完全に溶け込んでいます。いつも食べる肉じゃがより、ちょっぴりおしゃれな洋風肉じゃがです。なるほどなるほどー!これはこれでぜんぜん「アリ」ですぞ!
甘露飴が出してくれる程よい照り感
甘露飴を入れることによって具材に照りが出てる…!砂糖ほど直接的でない優しい甘さが口の中に広がります。
甘露飴はお菓子ではなく、調味料だった…?キッチンに砂糖や醤油と一緒に並べといてもいいのかもしれない。
料理上級者の味になる肉じゃが。心の中の意中の相手がプロポーズしてくる味だ!
「お待たせ、肉じゃができたよ」「わぁ、美味しそうだな。いただきます」「どうぞ」「もぐもぐ…」「どう?」「結婚してくれ」「え…!?」
と、心の中の意中の相手に突然プロポーズされる(ような)肉じゃがでした。
フラッシュモブも、記念日に夜景の見えるお高いレストランで指輪パカッのプロポーズもいいけれど、なんでもない日の唐突プロポーズもいいですよね。この肉じゃがは、これから先の温かい家庭の食卓を思い描かせるような、そんなお味でした。
1回やってみて、本当に美味しいから
いつもとちょっと違った味わいの肉じゃがが作りたくなったらぜひ試して欲しいこのレシピ。甘露飴の優しい甘みが食材の旨味を引き立ててくれます。
ちなみに、甘露飴は炊き込みご飯やカレーライスにも合うらしい。すごいな、君。
写真・文/タダユイ
この記事はレシピ検索サイト「レシピル」から配信されました。
元記事:肉じゃがに甘露飴を入れると味が決まるってマ?意中の相手の胃袋を掴む一品作りに挑戦
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