かまぼこやちくわ、はんぺんなど、私達の食卓に欠かせない練り製品。それらはすべて“魚肉”からできていますよね。
今回ご紹介するのは、“魚肉を使わない練り製品”。あの紀文食品が、長年培ったたんぱく加工技術を駆使し、魚を使わずに“大豆たんぱく”から練り製品を作り出すことに成功。日本の食卓事情が変わるかも!
「プラントベースのさつま揚」爆誕!!!
応援購入サービス「Makuake(マクアケ)」で販売が始まった「魚肉を使わない SOY SATSUMA」。筆者が試してみたのは、「大豆でつくった丸天」3種のセットです。いずれも魚の代わりに大豆を使用し、練り製品らしい食感と味を再現しているとか。
・大豆でつくった丸天
・大豆でつくった根菜天
・大豆でつくった黒豆天
海洋資源を守る練り製品!?
賞味期限は冷蔵で25日(製造日含む)。加熱済み食品のため、そのまま食べられます。フライパンでサッと焼いたり、電子レンジで温めてもOK! 見た目は魚肉のさつま揚と変わりませんよね。
そもそもなぜ魚肉を使わないプロジェクトが始まったかというと、水産資源保護のため。昨今の魚の減少の着目し、持続可能な社会の実現に向けた商品を開発していくべきとの考えから、植物性たんぱく質の代替利用に至ったとか。
3種の丸天を食べ比べ♪
まずは「大豆でつくった 丸天」から。一口食べて、頭の中が???だらけになりました。これ、本当に大豆!? プリっと弾力があって、魚の旨味も感じられる! な、なんでーーー!?
大豆製品を揚げたものということで、厚揚げのような食感・味をイメージしていたんですが、想像以上に魚肉のさつま揚そのもので驚きました。ほんのり後味に大豆を感じますが、言われなければ代替品とわからないレベル。原材料に“鯛だし”や“かつお節調味料”が記載されていることから、魚の味がする理由はわかりますが、食感まで魚肉っぽいのがすごい! しっかり味が付いているので、このまま食卓に出すだけでご飯のおかずになりそう。
れんこん、ごぼう、にんじん、ひじきがぎっしり入った「大豆でつくった 野菜天」。具材のシャキシャキ食感がアクセントになっていて、噛めば噛むほど野菜の旨味が感じられます。煮物にしても美味しそう!
しっとりした黒豆がゴロゴロ入った「大豆でつくった 黒豆天」。黒豆の素朴な甘みがきいた豆づくしの一品。なかなか魚肉のさつま揚でも黒豆入りのものって無いですよね。
あっさりしているので、魚肉練り製品よりアレンジしやすいのも魅力。そのまま楽しんだあとは、プロジェクトページで紹介されている「丸天とアボカドのねぎ塩がけ」を作ってみました。レモンだれでさっぱり食べられる、夏にぴったりの一品♪
ちなみにこれ、何も言わずに食卓に出してみたところ、誰一人疑うことなく、魚肉のさつま揚だと思って食べていました(笑)たんぱく質やイソフラボンなど、大豆の栄養が手軽に摂れるのも嬉しい♪プロジェクト終了日は2023年7月30日となっているので、気になる方はお早めに!
製品名:魚肉を使わない SOY SATSUMA
プロジェクトページ:練り製品の食文化を次世代へ!紀文「魚肉を使わない SOY SATSUMA」登場!
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