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日本完全敗北。iPhone 14のディスプレイ生産は中国・韓国の独壇場とのリーク



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Appleが「iPhone 14」シリーズのディスプレイ生産に関して、中国BOEとの契約を結んだと、中国テック系メディア「MyDrivers」が報告しています。

*Category:テクノロジー Technology|*Source:MyDrivers ,Appleinsider ,日本経済新聞,@aaple_lab

「iPhone 14」のディスプレイの5000万枚を中国BOEが生産


BOEは中国最大のディスプレイメーカーです。BOEが現在のiPhone用のディスプレイを提供するのはこれが初めて。以前までは、新しいiPhoneのディスプレイはLGとサムスンが生産していました。

BOEは「iPhone 14」に使用することを目的としたディスプレイを5000万枚、全体の20〜25%程度ほど提供するとされています。この契約は5000万人民元(約9.7億円)に相当するとのこと。

供給されるのは6.1インチの有機ELパネルのみで、これは標準的な「iPhone 14」モデルに限定されることを意味すると「GSMArena」は指摘しています。大型の「iPhone 14 Max」やProモデル向けを含む他のパネルは、引き続きサムスンやLGが生産するとのことです。


以前から現行モデルのiPhoneサプライヤーに加わることを試みてきたBOEにとって、今回のサプライチェーンへの加入は大きな出来事です。BOEはすでにディスプレイの供給経験がありますが、それはiPhoneの初期モデル用の交換ユニットであり、現行モデル用ではありませんでした。

一方、以前までiPhoneにディスプレイを供給していた日本のディスプレイメーカー「JDI」は、iPhoneの有機ELディスプレイ採用以降、新モデル生産のサプライヤーから外されています。

2022年4月の日経新聞の報道によれば、iPhoneの有機ELシフトに伴う液晶パネルの減少により、同社では年1500億円規模の失注が発生しており「7期連続の最終赤字だった可能性が高い」とのこと。

「MyDrivers」の以前の報道によれば、BOEの2021年のフレキシブルOLEDスマートフォンパネルの年間出荷量が6000万枚に達し、前年比60%増となったとのこと。しかし、BOEは有機ELディスプレイの供給において歩留まりに問題を抱えており、世界的なチップ不足の影響を受けているという噂もあります。

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