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年収4,500万円、AIと対話する〝プロンプト・エンジニア〟が稼げる!

文系でもエンジニアになれる。話し言葉で〝プログラミング〟ができる時代。

「ChatGPT」や「Stable diffusion」など、人間が〝話し言葉・書き言葉〟入力した単語を元に画像を生成したり、文章に対して受け答えをしたりするテクノロジー「ジェネレーティブAI(生成系AI)」が大きな話題となっています。

この〝入力〟を行なう「プロンプトエンジニア」という仕事の年収が4500万円を超えると報道されています。

» プロンプトエンジニアの需要急増、年俸4500万円の求人も-ChatGPTブームで

AI領域で最近生まれた、ある職種の雇用市場が急拡大していることはあまり知られていない。この職に就けば年収33万5000ドル(約4500万円)も夢でなく、コンピューター工学の学位がなくてもなることができる。

米国の大手経済紙『Bloomberg』は上記の記事の中で「文系出身者も多い『プロンプトエンジニア』の雇用市場急拡大」
「AIへの指示文を工夫し、出力されるコンテンツの質を改善させる職」と紹介しています。

そもそも解説「生成AI」とは?

ジェネレーティブAIとは、「コンテンツやモノについてデータから学習し、それを使用して創造的かつ現実的な、まったく新しいアウトプットを生み出す機械学習手法」と言われています。(出典:「ジェネレーティブAI」とは?|産総研マガジン

これまでAIといえば「不完全な受け答えをするボイス・アシスタント」程度のモノか、シリコンバレーのトップ企業や大学の研究室の中だけあるモノというイメージでした。しかし、2022年後半から「ChatGPT」や「DALL-E」が無料で広く使われるようになり「人間の作業と同じかそれ以上のレベル」の絵や文章、コードなどを誰もが簡単に入手できるようになりました。

AIが新たな職業を創り出している

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ジェネレーティブAI(生成系AI)」は、まさに破壊的イノベーション、あるいはディスラプターというべき存在です。そのため「単純作業しかできないライターやイラストレーター、エンジニアは不要になる」という議論が起きています。同時に、AIを使った新しい職業が〝生まれている〟ことにも注目をするべきでしょう。その名も「プロンプト・エンジニア(Prompt Engineer)」です。

プロンプトとは、「ジェネレーティブAI(生成系AI)」に入力する文言のことで、日本語のネット界隈では〝呪文〟と言われることもあります。

一般的な単語を入力しても〝そこそこ〟の成果物を出力してくれることが近年の「ジェネレーティブAI(生成系AI)」の優れているところですが、「より細かく調整されたプロンプトを入力する」ことでさらに優れた成果物を得ることができます。

つまり、「一般人よりもプロンプトとAIの応答をよく理解し、優れたアウトプットを引き出すプロンプトを使いこなす」ということは立派なスキルとなっているのです。プロとして「プロンプトを生成する」それが「プロンプト・エンジニア」という職業です。

日本で働きながら「プロンプトエンジニアリング」で高収入を得る方法



そんな「プロンプト・エンジニア(Prompt Engineer)」として世界中の顧客に仕事をオファーしたり、逆にフリーランスとして雇ったりできるオンライン・マーケットプレイス「Fiverr(ファイバー)」が話題です。

「Fiverr」はもともとデザイナーやエンジニア、ライターや動画クリエイターとして働くフリーランサーと仕事を発注したい企業をマッチングするサービスとして2010年に始まり、その後ニューヨーク証券取引所に上場を果たすなど、英語圏で人気となっているプラットフォームです。

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その「Fiverr」でいま注目を浴びているのが「プロンプト・エンジニア(Prompt Engineer)」や「AIアーティスト(AI artist)」というわけ。ほかにもAIを活用したアプリケーションの制作やAIが出力した成果物のファクトチェックなどを担う仕事も生まれつつあります。



AIチャットボット開発、AIモバイルのアプリ開発とならび、以下の4サービスが挙げられています。

  • ChatGPT
  • Stable Diffusion
  • DALL-E
  • Midjourny

これらのAIを活用したGig(ギグ)と呼ばれる仕事(案件)の単価は500ドル(約6万5000円)を超えるものがザラにあり、中には1000ドル(13万円)という高額オファーもあります。いまAIアーティストが〝稼げる仕事〟になっているのです。

もし、あなたが〝呪文(プロンプト)使い〟であり、翻訳ソフトなどを用いて英語のやりとりができるなら、その能力は仕事になるのです。

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また、〝呪文(プロンプト)使い〟に仕事を依頼(発注)したいという場合も、世界中の優れたアーティストにアプローチして案件単位で雇うことが可能です。

» Fiverrで仕事を〝依頼したい場合〟の登録はこちら

この先「AIが人間の仕事を奪う」未来がくるのか定かではありませんが、2023年時点では「AIが人間の新しい仕事を創り出している」というのが事実。すでに仕事の受発注が行なえるマーケットプレイスまであるのですから、このトレンドを活かして稼がない手はありません。

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ワンポイント・アドバイス

「Fiverr」で実際をお金を稼ぐための最難関は〝最初の案件を獲得する〟ことです。1つめのGig(仕事)を受注し、高評価が受けられれば、2つ目、3つ目の仕事を受注できる可能性はグッと高まります。

そこで、おすすめは「最初の仕事」を友人や家族、既存の取引先などに発注してもらうことです。もちろん、実際に仕事をしない「空発注」は問題がありますが、本当に仕事をするのであれば発注者が友人や家族でも問題はありません。

最初のGig(仕事)はシンプルでOK

例えば「「バズるツイートのテキストアイディアをつくります。5投稿ぶんのテキスト10ドル(I will make viral tweet ideas for you. 5 tweet worth of text for USD10.)」や「AIで編集したプロクオリティのプロフ写真。3枚15ドル(AI edited professional look profile pictures. 3 pics for USD15)、」といった感じ。

スマホやPCが使える人からしたら「これだけ?」と思うかもしれませんが、知らない人からすれば十分にありがたい仕事です。手始めに「シンプルな案件を友人、知人から発注してもらい、ちゃんと仕事をして星5評価をしてもらう」から始めるのがおすすめです。

友だち知り合いにもここから「Fiverr」に登録してもらい、最初の案件をクリアしましょう!

*Category:Technology, Innovation テクノロジー, イノベーション

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