新年早々“本物のわらび餅”の美味しさを知ってしまった筆者。ここで言う本物のわらび餅とは、希少な本わらび粉(わらびの根)のみで作られたものを指します。市販のわらび餅の多くは、わらび粉以外のてんぷん質がメインに使われた、いわば“わらび餅風”スイーツなんですよね。
本物のわらび餅は、時間とともに味が落ちてしまうとても繊細なもの。一番美味しいとされている“練りたてホヤホヤ”を味わう方法はただ1つ。自宅で作ること! それが叶うスペシャルなキットをご紹介します。
本わらび粉を100%使用した本格わらび餅キット
こちらが、応援購入サービス「Makuake(マクアケ)」で販売されている「黒わらび餅キット」。紙箱に入ったものと、桐箱に入ったものがあるので、用途に合わせて選べます。
製造を手掛けているのは、京都・伏見のわらび餅テイクアウト専門店「わらび商店」。賞味期限わずか20分の“本物のわらび餅” をどうにか味わってもらえないかと、自宅で作るスタイルを考案。「映え」ではなく、「本物」を追求したこだわりのわらび餅です。
写真付きのわかりやすい説明書入り
黒わらび餅キット(3人前)のセット内容は以下の通り。
・黒わらび粉
・キビ糖
・大納言かのこ(しっとり甘納豆)
・きな粉
・黒蜜
・和三盆糖
・抹茶
・絞り袋、口金
いかにも繊細そうな和菓子作り。がさつな筆者にできるだろうか…と不安でしたが、同封されていた説明書の解説がとても丁寧だったので安心しました。道具も自宅にあるものでOK。全くの初心者でもスムーズに作業に入れます。いざ挑戦!
むにゅっと絞る工程が超楽しい♪
こちらがわらび餅の原料となるキビ糖と黒わらび粉。黒わらび粉って、こんなにグレーっぽい色をしているんですね。ここに水250mlを加え、すり混ぜます。計量が面倒なお菓子作りですが、このキットは袋からドバっとそのまま使えるのでとっても楽ちん。
茶こしでこしながら鍋に入れ…(このひと手間が大事なのよ、と自分に言い聞かせる)
和菓子職人気分で練っていきます。弱火で5分、火を止め1分。最初はコンクリートのような色味ですが(笑)、徐々に透明感、弾力、艶が出てきます。
絞り袋に移し、口金を氷水につけながらわらび餅を絞り出します。大きさの目安は500円玉よりやや大きいくらい。この工程がめちゃくちゃ楽しい!
セットになっていたカードでスパスパ切るのもまた快感! どんどんわらび餅がたまっていきます。
5分~10分冷やして完成! なんだか…こんにゃくに見えてきました(笑)スーパーとかでよく見る、無色透明のわらび餅とは全く色が違います。わらび粉が多いほど、このような黒っぽい色味になるんです。
それにしてもこの成型法、よく思いついたな~と感心。わが家の5歳児、3歳児も、小さな手で驚くほど上手に絞り出していました。こういう体験ができるのもキットならでは♪
何?今の。まぼろし…?
口に入れた瞬間戸惑いました。しっかりとした弾力があるのに、嘘みたいに口どけがいい! 溶けてなくなるような柔らかさではなく、舌の上でスルンとほぐれるような、なんとも繊細な食感。
一切雑味のない透き通った味と上品な甘さがクセになり、トッピングがあることも忘れて、そのまま夢中で食べ進めてしまいます。とてもキメ細やかで、自分で練って作ったとは思えない完璧な仕上がり(笑)もうお店出そうかな…と勘違いしそうになりますが、キットがすごいんです、キットが。
最初はそれぞれのトッピングごとにお皿を分けていたんですが、全部のせが最高に美味しいと気付きました。
トッピングで印象がかなり変わるので、色々な味が楽しめる豪華な一皿になります。それぞれ単体で味わうもよし、混ぜるもよし!
残ったトッピングは、抹茶ラテやきなこトーストにして楽しみました。わらび餅だけでは使いきれないほどたっぷり入っているので、色々なアレンジに活用できますよ。
市販のわらび餅も美味しいですが、「本わらび粉100%+できたて」の贅沢な美味しさを知ってしまうと、またこのクオリティを求めてしまいそうで怖いです(笑)食べた時の感動はもちろん、作る過程も楽しめちゃう素敵なキットは、和菓子通へのギフトにもぴったり。「どう?本物って、美味しいでしょ?」とドヤ顔で贈っちゃいましょう。プロジェクト終了日は2022年1月24日!
製品名:黒わらび餅キット
公式サイト:
【賞味期限20分】口どけ一瞬。希少な“黒わらび粉”の本格わらび餅キット
Source: app