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プーチン大統領の正体:KGBで裏社会を暗躍、ロシア政界を掌握した男の知られざる経歴とは?



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KGBから大統領へとなり、現在もロシアを統べるプーチン大統領の知られざる経歴を、海外YouTubeチャンネル「The Infographics Show」が解説しています。



*Category:テクノロジー Technology, Russia ,Putin|*Source:The Infographics Show ,wikipedia(1) ,(2)

プーチン大統領の少年時代とKGBでの活躍


プーチンは、当時のレニングラード(現在のサンクトペテルブルク)の小さなアパートで育ちました。彼の家は労働者階級で、ソ連時代には非常に貧しい家庭でした。


彼は「母親と一緒にネズミを追い詰めたときに、ネズミが凶暴になり、非常に危険だった」という幼い頃のエピソードをよく話すそう。これは、これまで何度も窮地を脱してきたプーチンにふさわしい話です。


プーチンは17歳くらいの時、地元のKGBのデスクに声をかけ、入局を願い出ました。しかし「大きくなったら戻ってこい」と返され、その後はレニングラード大学に入学し、法学部を卒業します。

後のプーチンにとって大きな出来事となったのが、当時助教授だったアナトリー・ソブチャック氏との出会いです。彼は後に、現在のプーチン大統領を生み出すきっかけとなります。

1975年、プーチンはKGBに入隊し、レニングラードのオフタにあるKGB第401学校で訓練を受けることになりました。訓練後、彼は第2総局で防諜活動を行い、最終的に第1総局に異動し、レニングラードの外国人官僚の監視を任されます。


KGBには、スパイ活動を監視することだけでなく、脅迫したり、取引をする可能性を見出すという役割もあったそう。プーチン大統領には「人を見抜く力」があるといわれていますが、それはここで培われたのかもしれません。

彼はその後、米ソの情報戦の最前線である東ドイツに派遣されます。1985年から1990年までドレスデンで勤務したプーチンは、次第にソ連邦の現状に幻滅し、ソ連邦衰退の原因を作ったと考える西側に対し、態度を硬化させていきます。

この時期のプーチンの活動についてはほとんど知られていません。しかし、ロシアや西側諸国の元テロ集団のメンバーなどのさまざまな主張によれば、プーチン氏はソ連が有用と見なすテロ集団と接触し、資金や装備を提供する役割も担っていたと考えられています。この裏社会での活躍は、後の彼の躍進に役立つこととなります。

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