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ニャンとも大きな猫がいるもんだニャ~‼ 落ち葉を集めて作った肉球アート&寺猫「彼岸ちゃん」とのコラボが大人気!

壽聖院のご住職が落ち葉を集めて制作した肉球アートとお寺の看板猫とのコラボがTwitterに投稿され「いいね」が3000回以上付き、話題になっています。彼岸ちゃんは足に怪我をした状態で保護された迷子猫でしたが縁あって壽聖院のご住職が引き、取り看板猫として暮らすことに!

看板猫になるまでの感動秘話や彼岸ちゃんのその後を綴ったご住職のちょっと笑える投稿文&リプ返も併せてご紹介します。どうぞ最後までお楽しみください。

巨大ニャンコ出現⁈ 肉球落ち葉アートと看板猫のコラボ

落ち葉を集めて作成された巨大な肉球アートがTwitterに投稿され話題を集めています。Twitterのタイムラインに落ち葉アートが流れてくるのを見かけたことが投稿のきっかけのようですね。

一緒に写っているのは京都にある妙心寺壽聖院(じゅしょういん)の看板猫で、サバトラの「彼岸」ちゃん。

枯れ葉の肉球アートと看板猫の見事なコラボ! と思いきや、彼岸ちゃんは肉球アートの製作者であるご住職によってちゅーる(猫のオヤツ)に誘われこの場へ導かれたそう。リプの返信欄でネタバレを見つけてしまいました!

お彼岸の中日に修行道場で出会った1匹の迷子猫

壽聖院のご住職と彼岸ちゃんの出会いは7年前の秋にご住職が大分県の修行道場へお出掛けになった時のこと。

親猫とはぐれ、やせ細った1匹の子猫が怪我した足を引き摺りながら道場の食事場に迷い込んできたのです。老師様より早く捕まえろと指示があり、迷子猫は無事に保護。これがご住職と彼岸ちゃんを繋ぐご縁の始まりなのでした。

老師様より与えられた名前は保護された日にちなんで「彼岸」

迷子猫は保護された日に逃走してしまい、探しても見つからず老師様より「かわいそうだけれどもこれもまたひとつの縁」というお言葉がありました。

ところが夜になって「まだ見つからないのか‼」と、再び老師様よりお言葉が! 修行僧の方々が総出で捜索したところ蔵の奥で保護されたとのことです。

場外へ逃げ出さずに蔵の中にいたことが救いでしょうか。老師様のお言葉通り、これもまたひとつのご縁になりますね。

それから1週間が過ぎ、修行僧の方々が一同に集められサバトラの迷子猫は老師様より「彼岸」と名前を与えられたのです。迷い込んだのがお彼岸であること、意味は「迷いのない悟りの世界」

素敵なお名前を与えられましたよね。

ご住職と一緒に彼岸ちゃんも京都へ、しかし足の怪我がよくならず……

妙心寺壽聖院のご住職の修行も終わりを迎え、彼岸ちゃんも一緒に京都へ連れて帰ることになり大分県からはるばる京都まで来た彼岸ちゃんですが、迷い込んで来た当時の右足の怪我が治らずに出血と化膿の繰り返しでした。

複数の病院で切断を勧められる中「難しいですが、なんとかやってみましょう」と言ってくださる獣医師さんと出会い、結果的に手術は大成功‼ 術後に付きっきりで面倒を見ることが難しいご住職に代わり、彼岸ちゃんは1ヶ月半ほど獣医師さんの元で面倒を見ていただけることに。

獣医師さんから「これもなにかの縁なので私が預かります。お金はいりません」という申し出に彼岸ちゃんはつくづくご縁に恵まれた猫なのだと感じました。

彼岸ちゃん、看板猫の修行に日々奮闘中

彼岸ちゃんの右足の怪我も回復に向かい、天気の良い日はリードを付けて外でゴロゴロしながら日向ぼっこ! お寺に訪れる檀家さんたちからその姿を「可愛い」と褒められているとか。

サービス精神旺盛な彼岸ちゃんは看板猫への道のりを歩み始めているのでしょうか⁈ 猫がコテンと寝返りを打つような姿は誰が見ても可愛いですよね!

彼岸式パトロール、その名も「ニャルソック⁈」

檀家さんに愛嬌を振りまくだけでなく境内のパトロールも担っている彼岸ちゃん。ニャーと鳴いて異常がないことをちゃんと知らせてくれるご様子。これぞまさにアルソックならぬニャルソック! 壽聖院の安全はこれで守られているのです。

しかし「侵入者がちゅーるを持っている場合アンロックの可能性あり」のリプに対し、ご住職は「ありすぎる」と返答されています。ニャルソックを解除する鍵はちゅーるにあり⁈

ご住職、彼岸ちゃんのネコハラにより一歩も動けず‼

ご住職がソフアーに座ると彼岸ちゃんが膝の上に乗って来て舌を出して眠ってしまい、その姿があまりにも可愛すぎて一歩も動けなくなってしまったそう! この状況をご住職は「ネコハラ」と表現されています。

彼岸ちゃんのチョロっとだけ見えてる舌がなんともいえず可愛いくて、これでは動きたくなくなるはず! ご住職は彼岸ちゃんが起きるまで動かずにずっと見守っていらしたのでしょうか⁈ その後がとても気になる筆者でした。

看板猫「彼岸ちゃん」の関係図を発見! ユーザーから「ふいた」の声

看板猫彼岸ちゃんの紹介も兼ねて作成された関係図に「バズったときは猫の宣伝をしてよいと聞いたので急いで関係図を作りました」と添えられています。

他にも彼岸ちゃんが看板猫になるまでの道のりやご住職がいかに彼岸ちゃんを大切にし、可愛がっていることが伝わる投稿に加えてご住職の書かれる内容文や、リプの返信は彼岸ちゃんのことに限らず、プッと噴き出してツッコミをいれたくなるぐらいユーザーに大ウケなのです!  

寒い季節に彼岸ちゃんwithご住職の投稿にホッコリしよう

彼岸ちゃんが看板猫を務めている妙心寺壽聖院は京都市右京区花園にある石田三成一族の菩提寺です。

拝観の際は予約が必要と記載されていますので、事前にホームページで確認してくださいね。

ご住職(@jusyoin)の投稿には彼岸ちゃんの保護から現在に至るまでを含め、ここでは紹介しきれない面白投稿やリプがたくさん潜んでいます。興味ある方は是非探してみてくださいね! 最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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