テスラの電動ピックアップトラック「サイバートラック」は、高い加速性能だけではなく、非常に高い防弾性能を備えていることが特徴です。
このサイバートラックの耐久性を、ポッドキャスト配信者のジョー・ローガンが、テスラCEOのイーロン・マスクとの対談の中で実際にテストしています。
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サイバートラックはゴリマッチョが撃つ強力な矢に耐えられる?
ローガンのポッドキャストに登場したマスクは、サイバートラックの発売イベントで「トミーガンで車のサイドをぶち抜く」というデモを予定していることを明かしました。
イーロン・マスク「ビースト・モード・バージョンは…あー、まあ、全部は今言わないけど、デモが3つあってさ。そのうちの一つは、トミーガンで車のサイドをぶち抜くってやつ。ショットガン、45口径、9ミリでね。でも、全く貫通しないんだ」
これに驚いたローガンは「矢で試してみてもいい?」と質問。
ジョー・ローガン「520グレインの矢を秒速300フィートで射る90ポンドのコンパウンドボウがあるんだ。カミソリのように鋭いブロードヘッド(矢尻)付きだぜ」
マスクはこれを快諾し、なんとその日のうちにテストを行うことになりました。
「跳弾に気を付けろよ」と、葉巻を吸いながら余裕たっぷりなマスク。
ローガンが弓を力いっぱい引き、矢を放つと…
矢はサイバートラックのボディを貫通することなく、砕け散りました。
サイバートラックのボディには小さな凹みができましたが、穴は空いていません。
一方、矢尻の先端は平坦に潰れています。
ジョー・ローガン「矢は秒速275フィート(約84m)くらいで、525グレインだったからな。いや、ヘッドが125グレインだったから、トータルで545グレインだ。すごいな」
ローガンがなぜここまで頑丈にしたのかを聞くと、マスクは「トラックはタフなものだろ?」と回答。「サイバートラックなら、映画みたいに、銃弾を避けるためドアの影に隠れても平気」とアピールしました。ちなみに発表イベントのデモでは「トミーガンの弾倉を全部空にする」そうです。
学生の悪ふざけみたいなノリを、世界で最も重要なテック企業のCEO相手にかますジョー・ローガン(ゴリマッチョ)に脱帽です。っていうか、なんで弓がすぐ出てくるの?
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