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ジャンクからソーラーカーを創り出したアフリカの青年→環境問題を解決できるのはテスラやイーロン・マスクじゃないのかも

地球の環境問題を解決するのは、アメリカのテスラやイーロン・マスクではなく、現地で本当に悩んでいる人々なのかもしれません。

国の環境問題を解決すべく、ジャンクの山からソーラーカーを創り上げたアフリカの青年を、海外インフルエンサーのナス・デイリーが紹介しています。

Source:Nas Daily
*カテゴリー:テクノロジー technology

アフリカの環境問題を解決すべく『イマジネーション・カー』を創る



彼の名前はエマヌエル。アフリカのシエラレオネに住む青年です。

彼の住むシエラレオネの首都フリータウンでは、車による公害が問題となっています。これは環境問題であると同時に、感染症やアレルギー、さらにはガンなどの健康問題に苦しむ人々にとっても問題でした。


エマヌエルは、この自動車の排気ガスによる問題を解決策を考えます。しかしアイディアのほとんどは、彼ではどうしようもないほどのお金がかかることばかりでした。

そこでエマヌエルが思いついたのが、お金をかけずに想像力を発揮すること。そして、ジャンクから夢のソーラーカーを作り出すことでした。


彼は様々なジャンクヤードを訪れ、鉄くずや古いケーブル、ワイヤーなど、車のパーツになりそうなものをかき集めました。


様々な苦労の末、ただの想像にすぎなかった車は、次第に形になり始めます。


そしてエマヌエルは3年もの歳月をかけ、ついに念願のソーラーカーを完成させました。想像から創り上げたことから、彼はこの車を『イマジネーション・カー』と呼びます。


動力はもちろんディーゼルエンジンではなく、太陽光です。車にはしっかりとドアやヘッドライト、ブレーキや警笛までついています。そして彼は『イマジネーション・カー』を、シエラレオネの国旗の色である、緑・白・青で塗装しました。


最大速度は時速15km。とはいえ、ゼロから創り上げられたソーラーカーとしては、十分すぎるのではないでしょうか。


エマヌエルがこの『イマジネーション・カー』を運転していると、人々は呼び止めて中を覗きたがります。こうして、ただ一人の青年の環境に対する考え方が、少しずつ人々に広まっていくのです。


しかしエマヌエルは、ここで立ち止まるつもりはないといいます。


私は発明家です。そして、環境を救うための解決策をあと50個持っています。

これは、アフリカの問題を解決するのはヨーロッパやアメリカではなく、アフリカ人自身であることを証明だ、とナス・デイリーは解説します。アフリカでは今現在も、彼のような青年が想像力を働かせ、問題を解決するために日々動き出しているのです。

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