オーディオブック配信サービス『Audible（オーディブル）』は12月13日、大島真寿美さん著『ピエタ』を、小泉今日子さんの朗読で同日より配信すると発表しました。音楽は、向島ゆり子さんが担当します。
『ピエタ』は、大島真寿美さんによる18世紀のヴェネツィア共和国を舞台とした小説で、作曲家ヴィヴァルディが孤児たちに音楽を教えていたという史実が物語の背景となっています。女性たちが身分を超えた友情や絆を紡ぎながら、それぞれの幸せを追い求める姿が描かれています。
朗読を担当した小泉今日子さんは、2023年に『ピエタ』が舞台化された際に、主演とプロデュースを担当しました。さらに、舞台で音楽監督を務めた向島ゆり子さんが、今回も音楽を手掛けています。
小泉今日子さんは、『ピエタ』を本で読んだときに「この物語には音楽が必要だ」と思ったそうです。そして、「Audibleを通じてこの作品を聴くことで、私が初めて読んだときには得られなかった新しい体験をしていただけるのではないでしょうか」とコメントしています。
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