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〝iPhoneの9倍〟バッテリー搭載の魔改造スマホ

スマートフォンの性能はどんどん向上していますが、バッテリーの寿命はあまり進化していません。そこで今回、とある大胆なユーザーがサムスン製スマホに30,000mAhの超巨大バッテリーを取り付けるという魔改造を施しています。

*Category:テクノロジー Technology *Source:9to5Google ,The Verge ,Reddit

サムスン「Galaxy A32 5G」をバッテリー容量6倍に改造


Redditユーザーのu/Downtown_Cranberry44氏は、現在150ドル程度で手に入るサムスンのミッドレンジスマホ「Galaxy A32 5G」を改造し、バッテリー容量を30,000mAhに拡張しました。

「Galaxy A32 5G」はもともと、5,000 mAhと比較的大容量なバッテリーを搭載しています。参考までに「iPhone 14」のバッテリー容量は3,200mAh強です。

デフォルトのバッテリーを搭載した状態での「Galaxy A32 5G」は、充電間で2日持たないとしても、すでにほとんどの人が1日中使えるデバイスです。つまりは、この改造で30,000mAhまでバッテリーを拡張したことにより、1回の充電で1週間、あるいは2週間は簡単に持つ計算になります。

なおユーザーによれば「今のところ、すでに2日間も持った」そうです。また、バッテリーのフル充電にはなんと7時間かかったとのこと。

その魔改造された「Galaxy A32 5G」はこちら。控えめに言っても、きれいな改造とはいえない状態です。


このバッテリーはサムスンのバッテリーセル50eを使用したものとのこと。また、USB-CやミクロUSB、Lightningの入力と同様に、他のデバイスを充電するための2つのUSB-A出力ポートが搭載されています。


もちろん、このような改造は真似するべきではありません。このような改造は、たとえ頑丈な筐体であっても、通常のバッテリーよりも破損の可能性が高くなります。特に、フル充電された状態の大容量バッテリーは非常に危険なものです。

なお、以前には公式に大容量バッテリーが搭載されたスマホもありました。2019年に登場したAndroidスマホ「Power Max P18K Pop」は、18,000mAhの大容量バッテリーを搭載しており、一週間の使用にも耐えられるものとなっています。


ただ、見た目はやはりかなり分厚いものです。結局のところ、スマートフォンとしての機能性を考えると、バッテリー容量は5000mAh程度が限界なのかもしれません。

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