【MLB】大谷選手とトラウト選手がいないエンゼルスの〝厳しすぎる現実〟

大谷翔平選手が所属しているロサンゼルス・エンゼルスは、プレーオフ進出の可能性が消滅し、勝ち越しの可能性も消滅したとのこと。ここまでの流れを引き寄せてしまった原因は、主力選手である大谷翔平選手やトラウト選手の離脱も大きく影響していると言われていますね。そこで今回は、現状のロサンゼルス・エンゼルスの戦いぶりとチーム状況について解説していきます。

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1. 前半戦好調だったロサンゼルス・エンゼルス
2. 予想外の故障者続出で大失速
- 2.1. 8月・9月でわずか12勝と大きく負け越し
3. 今シーズンの戦いぶりについて語ったネビン監督
4. 来シーズンに向けて奮闘し続けるロサンゼルス・エンゼルス
5. まとめ

前半戦好調だったロサンゼルス・エンゼルス

ロサンゼルス・エンゼルスは、オールスター前を45勝46敗と負け越したものの、プレーオフ進出圏内をキープしており、7月末にはトレードで優秀な選手を多く獲得。

大谷翔平選手やマイク・トラウト選手などの主力選手らも、前半戦は驚異的な活躍を見せ、なんとか上位に喰らいつく成績を残していました。

予想外の故障者続出で大失速

今シーズン、ロサンゼルス・エンゼルスは、故障者リスト入りした選手が20名もいるとのこと。投打の2刀流として、異次元の活躍を見せていた大谷翔平選手・シーズン途中からメジャーリーグに昇格したカレイン・パリス選手・ショートのレギュラーを務めていたルイス・レンヒーフォ選手など主力選手が相次いで離脱。

主力選手が故障で抜けてしまった事で、大幅な戦力ダウンが起きてしまい、ロサンゼルス・エンゼルスは大失速してしまいました。残り試合少ない中で、復帰を諦めていない選手もいますが、なかなか見通しが立たないロサンゼルス・エンゼルスは厳しい戦いが続きます。

8月・9月でわずか12勝と大きく負け越し

ロサンゼルス・エンゼルスは、7月下旬に多くのトレードを行い、プレーオフ進出に向けて、戦力強化を図ったものの、8月は8勝19敗・9月は、4勝13敗と2ヶ月で12勝32敗と大きく負け越しています。これらの要因には、故障者の増加と投手陣の崩壊です。故障者増加により、これまでと違うメンバーと戦う為、守備の連携や打線の繋がりが上手くハマっていないとのこと。

また、リードを奪っていても、中継ぎ投手が上手く踏ん張れず、逆転を許してしまい、黒星を積み重ねてしまう悪い循環が出来てしまっています。やはり、チームを引っ張るマイク・トラウト選手や大谷翔平選手がいないと上手く機能しないのかもしれませんね。負けが続いているロサンゼルス・エンゼルスですが、最後まで諦めずに戦い抜いて欲しいです。

今シーズンの戦いぶりについて語ったネビン監督

ロサンゼルス・エンゼルスのネビン監督は、現在の状況について苦しい状況で毎試合戦っていると語っていました。前半戦と比べると、主力選手が故障で離脱してしまい、チームの戦力は大幅にダウン。新戦力の補強・マイナーリーグから昇格させても、コンディション不良や故障で再び離脱してしまい、毎試合違うメンバーで戦う厳しい状況とのこと。それでも、普段なかなか試合に出る事が出来ないメンバーが試合に出場出来たりと、プラスな面もあるそうです。

ですが、シーズン後半戦の負けられない戦いの中で、主力選手が大量に離脱してしまうと、監督も選手の起用法が難しくなりそうですね。そんな中でも、ネビン監督は、応援してくれているファンの方々・チームに関わる全てのスタッフ・野球界の為に、最後まで全てを出し切り、戦い抜くことを誓っていたとのこと。果たして、ロサンゼルス・エンゼルスは残りの試合でどこまで勝ち星を伸ばす事が出来るか、注目です。

来シーズンに向けて奮闘し続けるロサンゼルス・エンゼルス

現在、ロサンゼルス・エンゼルスは、苦しいシーズンを送っています。ですが、選手やファンは諦めることなく、最後まで戦い抜く意思を表明しているとのこと。また、苦しい状況が続く中でも、多くの若手選手などに出場機会が渡り、活躍の場を広げるなど、チームにとってプラスな面もあるとのこと。大谷翔平選手が、FAで他チームに移籍する可能性が高く、万が一抜けた場合の穴はとても大きいです。

しかし、今シーズンのロサンゼルス・エンゼルスの苦しい状況で力を発揮できているメンバーが奮起すれば、来シーズン以降も強いチームになる可能性を秘めています。残り試合少ない中で出来ることは、限られて来ますが、来シーズンに向けて良い状態で戦う為には、無駄な試合などありません。1戦1戦勝利に向けて、奮闘していく選手達の今後の活躍から、目が離せません。