【MLB】大谷選手が超えていない日本人打者の偉大な「116」

エンゼルスの大谷翔平選手は今季もたくさんの記録を塗り替えてきました。打っては打率は.304、本塁打は44本をマーク。OPSも1.066とア・リーグトップの成績を残しました。それでも、大谷選手はある偉大な日本人打者の記録を抜くことはできませんでした。その日本人打者の偉大な数字「116」を残しています。果たしてその打者とはいったい？

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1. 残念ながらケガで最後はシーズンを待たずに終了。大谷選手の成績を紹介！
2. そんな大谷選手でもあの日本人選手の数字を超えられなかった？
3. そんな大谷選手は手術が無事終了。来季は打者専念とのこと
4. そんな大谷選手の来季は不透明？いったいどうなってしまうのか？

残念ながらケガで最後はシーズンを待たずに終了。大谷選手の成績を紹介！

MLBは日本時間で10月2日、2023年レギュラーシーズンを終了しました。そして、最後はケガでシーズンを終えた大谷翔平選手が見事、本塁打王を獲得！そんな大谷選手の成績は、投手としては23試合登板し、10勝5敗、防御率3.14、167奪三振の成績！打者としては打率.304、95打点、20盗塁という各部門で安定したスタッツを残し、日本人打者としても初めての本塁打王を獲得しました！

さらに、大谷選手が打ち立てたのはこれだけではなく、エンゼルスが発表した情報によれば、44本塁打の他、325塁打、78長打、出塁率.412、長打率.654、OPS1.066と、6つの項目でア・リーグトップの数字を記録！

これで大谷選手は「リーグ6冠」に輝いたことにもなります！ケガで最後は悔しい途中離脱となりましたが、このシーズンは記録づくしのシーズンと言えるでしょう。

そんな大谷選手でもあの日本人選手の数字を超えられなかった？

さて、日本人初の本塁打王を獲得し、さらに記録尽くしの成績を残した大谷選手でしたが、ある日本人選手の記録を抜くことはできませんでした。

その日本人選手とは、ヤンキースなどで4番を務めた「松井秀喜」さん！さて、大谷選手が松井秀喜さんのなんの記録を抜くことはできなかったのか？それは「116」という数字を残した打点です！

この記録は、松井秀喜さんが2005年に記録した打点の数字であり、ランキングとしては4位まで松井秀喜さんが占めています。大谷選手の打点は46本塁打を放った2021年の100打点が最高の記録！これは松井秀喜さんの2007年の103打点に続いて5位となっています。

そんな松井秀喜さん、ヤンキースに移籍して1年目から3年連続で100打点をマーク！116打点を記録した2005年は、本塁打こそ23本と少なめですが、打率は移籍後最高の.305をマークしました！タレントぞろいだったヤンキースの中軸を務め、アレックス・ロドリゲス、ゲーリー・シェフィールドらと100打点トリオを形成！

松井秀喜さんはイベントで「どの方向にもホームランが打てる」「私とはレベルが違うパワーヒッター」と称賛していましたが、たくさんの記録を塗り替えていっている大谷選手の、大きな壁として君臨しています。

そんな大谷選手は手術が無事終了。来季は打者専念とのこと

さて、アジアの選手で初めての本塁打王を獲得した大谷選手でしたが、残念ながら右ひじのケガでシーズン途中離脱。9月ノーアーチでの本塁打王は49年ぶり史上3人目の珍記録となったわけですが、来季は打者に専念することがすでに決定しています。

この記録達成のイベントのため、アスレチック戦前に合流した大谷選手ですが、右ひじはギプスで固定されたまま、イベントに参加し、チームMVPとして3年連続MVPを獲得！20日に2度目の右ひじ手術を受け、状態が心配されていましたが、大谷さんには笑顔が見られました。

さて、そんな大谷選手は来季は打者に専念する方向となっていますが、ここで期待されるのが、松井秀喜さんの持っている日本人選手最多本塁打記録の更新です！大谷選手は、松井秀喜さんと自身が持っていた月間日本人本塁打を更新する15本を放つなど、アーチを量産！ここ3年間で大谷選手は驚異のペースで本塁打を打ちまくっており、現在の通算記録は171本となっています。

そして、松井秀喜さんのメジャー通算本塁打は175本！残り4本差と迫っており、来季開幕から万全の状態であるならば、早々に記録は更新できそうな気配です。

そんな大谷選手の来季は不透明？いったいどうなってしまうのか？

さて、そんな大谷選手ですが、エンゼルスと契約更新しないことによってFAとなる可能性がでてきました。一時期エンゼルスはプレーオフ進出を狙える位置にいたが、結果的には9年連続でプレーオフ進出を逃す結果に！大谷選手を含む主力にけが人が多くでてしまい、積極的に補強したが、結局チームは9月に入り主力を大量放出し、チームを解体しました。

そして、大谷選手はエンゼルスに残ることを明言していません！ネビン監督も「直接は聞いていない」という発言を明かしています。ただ、大谷は投打でチーム18冠！移籍すればこの穴埋めは到底簡単ではないでしょう。しかし、大谷選手は前々から勝ちたいと明言しているため、メッツやドジャースなどの金満チームが移籍筆頭とも言われています。もちろん、大谷自身まだ何も語っていないため、この辺りは不透明！エンゼルスに残留するのか、もしくは優勝するために他のチームへ移籍するのか、注目です。