【MLB】大谷選手が異次元スピードで本塁打量産!!「ボンズ以来見た事ない」

6月に大谷選手はホームラン数の歴史的な記録を残しましたが、7月も勢いは止まりません!! 7月2日(日本時間3日)の試合で2戦ぶりの31号が飛び出し、相変わらずの驚異的なスピードで本数を積み重ねています！米ファンからも「こんなシーズンはボンズ以来、見たことなかったが…」といわれるほどの活躍。この記事では、大谷選手が31号ホームランを打った背景とその後の活躍の期待について見ていきたいと思います。

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1. 歴史に残る「ショウタイム」でMVPを受賞した6月の活躍！　
2. 昨年1位のジャッジ選手との比較
3. ちょっと心配な爪割れ。7月のプレイに影響？　
- 3.1. 理由は「右中指の爪割れに加え右中指にマメができたため」
- 3.2. オールスターは「指名打者部門」で先発出場。投手としての登板はしない見込み
4. オールスターが終わったらいよいよ後半戦!!

歴史に残る「ショウタイム」でMVPを受賞した6月の活躍！　

通算ホームラン数30本、6月に15本のホームランを打って大活躍だった大谷選手は、月間・週間MVPをダブル受賞!! 月間MVPは日本人メジャーリーガー最多3度目、週間MVPは今シーズン2度目の受賞でイチローさんを抜いて最多6度目の受賞となりました。月間15本のホームランはアメリカン・リーグで62年ぶりの快挙。2021年6月に自らが記録した同球団の月間最多本数を更新し、打点も松井秀喜さんに並ぶ月間29打点！　最高記録をどんどん更新していきます。

大谷選手の31号ホームランの試合はどの場面で生まれた？　

本拠地のエンゼル・スタジアムで行われたダイヤモンドバックス戦に、大谷選手は「3番・指名打者」で先発出場。この日は1回裏にマイク・トラウト選手の18号ソロ、2回裏にミッキー・モニアク選手の9号3ランが出ていました。

大谷選手のホームランが出たのは8回裏の第4打席目

2点リードで迎えた場面で大谷選手が登場。ダイヤモンドバックスのピッチャーは2人目のカイル・ネルソン選手。2アウトランナーなしで134キロの真ん中のスライダーを完璧に捉え、ライトスタンドの中段に飛び込む打球を放ちました！　打球速度115.4マイル(約185.7キロ)、飛距離454フィート(約138.4メートル)。早くも7月第1号を達成です！　

今シーズン8回目の “トラウタニ”弾

1回裏にトラウト選手がホームランを打っているので“トラウタニ”弾となり、エンジェルスは5対2で勝って連敗を「4」で止めました。今シーズン、これまで2人がそろってホームランを打った試合は7勝1敗の成績となっています。

昨年1位のジャッジ選手との比較

大谷選手の今シーズンの成績はアーロン・ジャッジ選手の昨年の成績と比較されることが多いことから、ここでも見てみましょう。今シーズンは2位につけるホワイトソックスのルイス・ロバートJr.選手と7本差がついていて、大谷選手の独走状態になっていますからね。

ジャッジ選手は昨季31号ホームランを89試合目で達成していましたが、対する大谷選手は86試合目。2人のホームラン数を比較し、予想したグラフがツイッターで紹介されていました。ジャッジ選手は年間MVPを受賞していましたが、それを上回る成績をあげているので”ボンズ以来”、見たことなかったと言われているわけです。

バリー・ボンズ氏は元ジャイアンツの選手で、2001年の37歳の時に史上最多のシーズン73本塁打を記録しました。大谷選手は何本に到達するのでしょうか。

ちょっと心配な爪割れ。7月のプレイに影響？　

大谷選手が1試合2本のホームランを打つなどして投打ともに大活躍だった6月27日のホワイトソックス戦で、爪割れが原因で7回で投手としてのマウンドを降りていました。爪の割れはすべての球種に影響するという大谷選手。次の7月4日(日本時間5日)に登板の時は爪が完治していない状態。4回に先制点を許すと、6回にも2者連続ホームランを浴び3失点。もろに影響が出てしまいます。

理由は「右中指の爪割れに加え右中指にマメができたため」

大谷選手の投球はその後、打者に対する初球が外角に大きく球が外れてしまう場面が。右手中指に違和感を感じたということで、5回0/3を投げ5失点で緊急降板しました。爪割れを保護するためにアクリルの爪を貼っていたため、指の横の皮膚を刺激したのかもしれないということのようです。右手中指の爪が割れた影響やマメのために「ちょっと力が入りづらい状況だった」と試合後にコメント。

オールスターは「指名打者部門」で先発出場。投手としての登板はしない見込み

大谷選手は日本時間7月12日に行われるオールスターの出場が決まっています！　爪割れが完治していないなどとして投手としての登板はしない見込みで、オールスターゲームの前日に行われる恒例のホームラン競争についても「出場は難しい」と回答。爪の状況は気になりますが、オールスターでのホームランをぜひ見せてほしいですね!!

残念ながらトラウト選手は骨折で出場辞退。”トラウタニ”弾は見られませんが、後半戦に期待しましょう。