MLBのロサンゼルスエンゼルスに所属し、FA権を行使している大谷翔平選手に対して、全30球団が交渉可能になりました。エンゼルスとの独占交渉が11月7日に終了し、すべての球団が交渉可能に。独占交渉の結果は? エンゼルスはクオリファイングオファーを提出。その内容と大谷選手側の動きを解説。各球団はどう動くのか。現段階で分かっている情報を纏めます。
目次
- 1. 11月7日9時30分時点。現時点で交渉の情報は?
- 2. エンゼルスが提示した大谷選手への条件。年俸ダウンに。
- 3. 全30球団にはエンゼルスも含まれる。QO拒否後も交渉の見込み。
- 4. 最有力は変わらずドジャースか。今後も報道に注目!
11月7日9時30分時点。現時点で交渉の情報は?
気になる大谷選手の移籍先について、11月7日9時30分時点では交渉の情報はありませんでした。しかし本日7時より交渉は解禁となっていますので、既に正式な交渉を申し入れている球団もあるはず。今後分かり次第すぐにお伝えしていきます!
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エンゼルスが提示した大谷選手への条件。年俸ダウンに。
エンゼルスが出したクオリファイングオファーの金額は2032万5000ドル(約30億円)となっており、今年の年俸である約45億円から大幅なダウン。その為大谷サイドは拒否すると見られています。なぜエンゼルスは大幅な年俸ダウンを提示したのでしょうか。これにはクオリファイングオファーの制度について説明が必要です。
クオリファイングオファーって? どういう制度?
クオリファイングオファーは「資金力に優れた球団のみで有力選手を囲い込んでしまう事を避ける為の制度」となります。決まりは複雑ですので、簡単にすると「FAによる独占交渉権が決裂した場合に、今期年俸上位125人の平均値を1年契約で」提示できる制度。これにより有力選手の流出を防ぎ、かつ年俸面でもある程度保障されますので、残留を決める選手もいます。
全30球団にはエンゼルスも含まれる。QO拒否後も交渉の見込み。
QO(クオリファイングオファー)の決裂後でも、所属球団は選手への交渉を続ける事ができます。これによりQOより良い条件で残留をするケースも。エンゼルスが勝てる球団かはさておき、大谷選手にとっては野球に集中できる環境であった事には違いありません。エンゼルス公式は正式にオファーを出した事を発表していませんが、おそらく交渉が続くであろう事が予想されています。
最有力は変わらずドジャースか。今後も報道に注目!
現段階での最有力は変わらずドジャースですが、現時点でドジャースが交渉を申し込んだ報道はありません。エンゼルス側の最後の交渉の動きが終わり次第、次々に明らかになるものと思われます。大谷選手の移籍報道から目が離せませんね!
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