【陸上】ドルーリー朱瑛里選手が決勝の舞台へ!! 初インターハイでも快走見せる

女子陸上界の新星として知られるドルーリー朱瑛里選手が、全国高校総体(インターハイ)陸上競技の予選に出場しまたも注目を集めました！　8月2日に札幌の厚別公園競技場で行われた陸上女子1500メートル予選。ドルーリー朱瑛里選手は同組1位、全体で2位のタイムで決勝進出を決めました！　初のインターハイでまたも大注目の活躍を見せているドルーリー朱瑛里選手とは、一体どんなランナーなのでしょうか？　決勝進出決定後のインタビューの様子と合わせてご紹介します！

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ドルーリー朱瑛里ってどんな選手？

まずは女子陸上界期待の新星・ドルーリー朱瑛里選手についてご紹介します！　どるーりーしぇり、15歳。岡山県立津山高等学校に通う高校1年生です。カナダ人の父親と、日本人の母親を持つハーフで、出身地は岡山県津山市。絵を描くことが趣味だといい、過去にはコンクールで入賞した経験もあるようです。

陸上競技を始めたのは小学4年生の時。地元チームの活動の中で「自分は長距離向きの選手だ」ということに気付き、現在も中長距離ランナーとして活躍しています！

これまでの成績がすごい！

ドルーリー朱瑛里選手のこれまでの活躍を振り返ってみましょう！　2022年8月に行われた中学校陸上競技選手権女子1500メートルに出場したドルーリー朱瑛里は、4分22秒60を記録。2位に5秒以上の差をつけて優勝しています！　同じ月の21日に行われた全国中学総体1500メートルでは4分23秒79を記録し優勝。同年10月9日に開催された実業団も混ざる大会・高松UD記録会では、中学生のドルーリー朱瑛里選手が堂々の4位でゴールしています！

更に同じく10月に開催された第57回U16陸上大会女子1000メートルでは、2分45秒84の大会新記録を出して優勝。そして2023年1月には全国都道府県対抗女子駅伝に出場。3区で驚きの17人抜きという大活躍を見せ、区間新記録を樹立し注目を集めました！　その数日後には晴れの国岡山駅伝に出場し区間賞を獲得。このように、中学生時代だけでも数多くの大記録を残しています！

高校進学後も期待通りの活躍！

スーパー中学生として注目を浴びていたドルーリー朱瑛里選手が進学先に選んだのは、地元の高校である岡山県立津山高等学校。今年の春に高校生になったばかりのドルーリー朱瑛里選手ですが、早くも期待通りの活躍を見せています！　2023年6月に行われた中国高校対校選手権女子1500メートルに出場し、中国高校記録を更新する4分16秒76を記録。800メートルとの2冠を達成し全国の切符を手にしました！

更に翌月開催された大学生や社会人も出場する大会・ホクレン中長距離チャレンジ最終戦にも姿を現したドルーリー朱瑛里選手は、4分19秒46の4位でゴール。土砂降りの中、力強い走りを見せていました！

注目されるのは陸上記録だけではなく……。

ドルーリー朱瑛里選手が注目されるようになったのは、もちろん陸上競技での活躍がきっかけでしょう。しかし現在では、その可愛らしいルックスもメディアに取り上げられる大きな要因となっています。ところがドルーリー朱瑛里選手本人やその家族は、ファンの応援には感謝しつつも、一気に注目を浴びるようになったことへの不安も感じているようです。

実際にドルーリー朱瑛里選手は中学時代、出場するはずだったクロスカントリー大会への参加を見送る決断をしています。この理由について代理人弁護士を通じて「報道の方々への対応、周囲の方々からの撮影や声掛けの対処にとても不安を感じた」「可能な限り普通の生活をしながら、陸上を続けていくことを希望しています」とコメントを発表していました。

初のインターハイ出場で決勝進出！

8月2日、札幌・厚別公園競技場で行われたインターハイ陸上女子1500メートルの予選に出場したドルーリー朱瑛里選手。スタートから飛び出し、最後まで首位をキープ。ラスト200～300メートルのところでスパートをかけ、最後は流して1位でゴールしました！　タイムは4分20秒53。全体2位のタイムで決勝進出を決めました！

レース後のインタビューにドルーリー朱瑛里選手は「ラストスパート、スタミナもスピードの質も上がってきて、いい体調で臨めています」「こういった大きい舞台で走れていい経験なので、楽しみにこの大会を待っていました」「湿度がそこまでなく気持ちよく走れたかなと思います」と答えています。

更に「決勝に力を残しながら予選を走れたことは良かった」と、決勝に向けて準備万全な様子も見られました！