【野球】巨人・赤星優志投手が残した圧巻の「1.96」とは？

さて、今年の野球もレギュラーシーズンが終わり、クライマックスシリーズと日本シリーズを残すだけとなりましたね。今年活躍した選手もたくさんいるなかで、巨人の未来のエースとなりえる投手が圧巻の記録を残しました。その投手とは、赤星優志投手です。プロになって2年目となる若い未来のエースはいったいどんな圧巻の記録を残したのでしょうか？見ていきましょう！

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シーズンも終わり、タイトルも気になりますが、巨人の投手が圧巻のデータを残した！

今年の野球のシーズンも残すはクライマックスシリーズと日本シリーズを残すのみとなりました。クライマックスシリーズに進出したチームはまだまだ戦いが残っているわけですが、Bクラスで終わってしまったチームはオフシーズンに入ることに。

そして、すべての試合が終われば、各チームのファンが気になるのは「誰がどのタイトルを獲得したのだろうか？」だと思います！もちろん、タイトルも気になるところですが、タイトルは獲得してないものの、データに基づく色んな記録もきになりますよね！

そして、巨人の若手投手が圧巻の記録を残したのです！その投手は「赤星優志」投手！まだプロに入って2年目で24歳と若いピッチャーですが、いったいどのようなデータを残したのでしょうか？

巨人・赤星優志投手が残した圧巻のデータとは？

さて、プロ2年目となるまだまだ若手のピッチャーである赤星優志選手は、いったいどんなデータを残したのでしょうか？まず、今季の成績を簡単に見ていきたいと思います！

今季の赤星選手は12試合に登板し、5勝5敗、防御率3.39という成績でシーズンを終了！5月までは0勝4敗と出遅れてしまいましたが、8月以降に1軍に戻ると5勝をあげ、チームのローテーションに戻り活躍しました！

さて、ここまでみれば、まだまだエースとなるのは難しいと思われますが、実は8月以降だけで言えば、圧巻のデータを残したのはご存じでしょうか？セイバーメトリクスの観点から分析を行っている(株)DELTAのデータによれば、被本塁打と四死球、三振から投手を評価する指標「xFIP」には、9月以降は両リーグ1位をマークするデータがでたのです！

まず、この指標はどのように示されるかというと、打球の強弱・守備位置による被安打などを除いて算出され、投手本来の資質を計算！そして、赤星投手は9月以降に20イニング投げたピッチャーの中で、山本由伸投手の2.45、今永昇太投手の2.18を上回る「1.96」というただ1人だけ1点台を記録！今や球界最高の山本由伸投手を上回る記録をだしたことは、素直に賞賛するべきだと思います！

結果的に今シーズンは、5勝5敗と昨シーズンと同じで終わってしまったが、防御率は4.04から3.39へ改善され、投球回は少し減ったが、奪三振は昨シーズンより増加し、四死球は10以上も減少！K/BBは1.63から4.92へとかなりの改善が見られました！

来季、赤星選手が目指すのは、シーズンを通してローテーションを守ることが目標となるでしょうか？ただ、好成績を残した9月以降の投球がシーズン初めからできれば、12勝をあげた戸郷選手、10勝をあげた山崎伊織選手に続く若きエースとなれるでしょう！来季は先発の一角として、Aクラスに導けるのか？注目するべきでしょう！

どうして後半戦は好投を続けることができたのか？

さて、ここで気になるのが、前半戦は苦労していましたが、後半戦は好投が続けられたのか？もちろん、シーズン最初から活躍してくれていたら、と思うファンの人も多くいると思います。

開幕ローテーションに入り、6試合登板しましたが、白星つかずの5月に2軍に！そこで、赤星選手は肩の開きを修正し、意識改革に取り組んだようです！本人曰く「今まではコースを狙いすぎてフォアボールが多かった。打者と勝負する考え方に変えた」と語りました。元々コントロールはよかった赤星選手でしたが、そこにこだわりを持たず、攻める姿勢に意識を変えたことが後半戦好投ができた要因となるのでしょう。

実際、1軍に戻った8月以降の成績は5勝1敗としっかりと結果を残し、そして、今シーズン最終登板となった中日戦にもしっかりと結果を残すことになりました！

この試合で、赤星選手はストレートと緩いカーブで打者のタイミングを外す投球を披露しその象徴となったのが、4回に取った3者連続三振です！この回先頭の細川選手にはストレートをみせたのち、カーブで三振をとり、石川昂選手にはストレートで三振を奪い取ると、最後のビシエド選手には手の出せないカーブで見逃し三振という圧巻の投球をみせました！

この時の赤星選手は意気込みで「まだ首脳陣からの信頼は薄いので築かないと」というコメントを残していますが、2軍に落ち、これではだめだと意識改革をしたことによって、後半戦の赤星選手は信頼を置いていたのではないでしょうか？

来季は阿部新監督に変わり、フラットなスタートでしょうが、いいイメージを持たれたであろう赤星選手は先発ローテーションに加わることは間違いないでしょう。来季の赤星選手に期待です！