【野球】今オフの大目玉!! FA争奪戦が必須となる左腕とは!?

今年の4月にFA権を獲得し、シーズンオフに去就が注目されている日本ハムファイターズの加藤貴之投手。そんな加藤貴之投手は、今年のシーズンオフで最大の目玉選手と言われており、争奪戦になる事は間違いなしと言われています。そこで今回は、加藤貴之投手が、ここまで注目されている理由と、加藤貴之投手のこれまでの実績等を解説していきます。

メッシなどの有名選手を育成！「FIFPro公式チャンピオンイレブン」を無料でDL！

1. なかなか勝ち星に恵まれないが、評価は高い加藤投手！
2. 加藤投手の評価が落ちない理由とは？
3. これまでの実績
- 3.1. これまでの実績(プロ2年目以降)
4. FA権を行使すれば、欲しがる球団は多い？
5. 加藤貴之投手の最大の強みとは？
6. まとめ

なかなか勝ち星に恵まれないが、評価は高い加藤投手！

加藤貴之投手は、6月23日の勝利以降、勝ち星に恵まれておらず、 今シーズン5勝7敗と負け越しいます。そんな加藤貴之投手ですが、今シーズンは開幕投手を務めましたが、敗戦投手となってしまい苦しいスタートになってしまいました。

ですが、その後立て直しを見せ、4連勝をマーク。そこからは、なかなか勝ち星に恵まれていませんが、ある数値が高く、他球団からの評価を得ています。

加藤投手の評価が落ちない理由とは？

加藤貴之投手が、勝ち星に恵まれない中、評価が落ちない理由は、QS率の高さです。QSは、クオリティ・スタートの略称で、先発投手が、6イニング以上を自責点3点以内に抑えた場合に記録されます。加藤選手はこの記録で驚異的な数値を記録。

2022年は、QS率85.7%でリーグトップ、今シーズンはQS率88.8と高水位を記録。また、今シーズン16試合でQSを記録しており、リーグトップ。この安定した投球が、加藤貴之投手の評価が落ちずに、上昇している理由です。

これまでの実績

加藤貴之投手は、拓殖大学紅陵高校に入学し、エースの座を勝ち取るも甲子園出場の夢は叶いませんでした。その後、日本製鉄かずさマジックに入団。リリーフ投手や先発投手としてチームの勝利に貢献し、2015年のドラフト会議にて、日本ハムファイターズから2位で指名を受け、入団。

プロ1年目から、開幕1軍入りを果たし、中継ぎや先発投手など様々な起用法に応えるピッチングを披露し、30試合に登板し、7勝3敗・防御率3.45の記録で、リーグ優勝に貢献しました。

これまでの実績(プロ2年目以降)

2年目からは、先発投手として開幕ローテーション入りを果たし、6勝6敗・防御率3.53。3年目も、開幕ローテーション入りを果たすも、思ったような結果を残せず、シーズン終了。26試合に登板し、5勝8敗・防御率4.53と前シーズンより成績を落としてしまいました。

プロ4年目は、ショートスターターとして、登板し、結果を残した加藤貴之投手。この登板が評価され、年俸が2200万円アップ。プロ5年目は中継ぎ投手やショートスターターがメインの登板となり、28試合に登板し4勝2敗・防御率3.26の記録。プロ6年目は、開幕ローテーション入りを果たすも、味方の援護に恵まれず6勝7敗と負け越すも、自身初の規定投球回に到達。プロ7年目は、勝ち星に恵まれなかったものの、QS率85.7%と安定した投球でリーグ3位の防御率を記録しました。

FA権を行使すれば、欲しがる球団は多い？

今年の4月にFA権を取得した加藤貴之投手は、シーズンオフにFA権を行使した場合、多くの球団が獲得に名乗りを上げるのでは？と言われています。特に、ビックマネーを出せる読売ジャイアンツや阪神タイガースは、獲得に乗り出すのではないかとのこと。

2球団共にエースが不振に陥っており、安定した投球が出来る加藤貴之投手は、絶対に欲しい投手の1人です。この2球団以外にも、名乗りを挙げる球団は多く出てくると思います。果たして、加藤貴之投手は、来シーズンどこのユニフォームを着てプレーするのか、注目していきましょう。

加藤貴之投手の最大の強みとは？

加藤貴之投手の最大の強みは、コントロールの正確性です。昨シーズン、与えた四球は、わずか11。この記録は、規定投球回数に到達した投手の中で、最小記録を更新。約70年近く達成されなかった記録を更新した加藤貴之投手のコントロールの高さは球界No. 1とも言えますね。また、与四球率が0.67という驚異的な記録は、プロ野球新記録。

そして、加藤貴之投手は、どの球種でもコントロールが良く、腕の振りが変化球と直球で変化がない為、打者は見極めるのが難しいとのこと。これらの特徴を活かしたピッチングで、今シーズンQSの記録を積み重ね、与四球も少なく抑えられています。果たして、どこまで記録を伸ばす事ができるか、注目です。