PlayStation4、PlayStation5、Nintendo Switch、XBOX ONE、XBOX SERIES X/S、Steam対応ソフト『遊戯王マスターデュエル』にて、本日2023年6月19日(月)より「シンクロフェスティバル」が開催! そのうち、禁止されているシンクロモンスターをご紹介します。
なんでコイツら禁止なの?
本日2023年6月19日(月) より、各種プラットフォームでプレイ可能なソフト『遊戯王マスターデュエル』にてイベント「シンクロフェスティバル」が開幕!
今回のイベントは、エクストラデッキから出せるモンスターが、シンクロモンスターのみとなっているのが特徴。
しかしながら、そんなシンクロモンスターの中にも、本イベントで禁止・制限カードにされているものがあります。
本記事では、その内容をまとめていきます。
【イベント開催日程】
2023年6月19日(月) 13:00 〜 6月29日(木) 12:59
今回のフェスでのみ禁止・制限カードになっているシンクロモンスター
- 天刑王 ブラック・ハイランダー(禁止)
- TG ハイパー・ライブラリアン(禁止)
- PSYフレームロード・Ω(禁止)
- ジャンク・スピーダー(禁止)
- ブラックフェザー・アサルト・ドラゴン(制限)
※通常のリミットレギュレーションでも禁止・制限カードになっているものは割愛。
天刑王 ブラック・ハイランダー
レベル7 闇属性 悪魔族 シンクロ/効果 ATK2800 DEF2300
悪魔族チューナー+チューナー以外の悪魔族モンスター1体以上
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、お互いにシンクロ召喚をする事ができない。1ターンに1度、装備カードを装備した相手モンスター1体を選択して発動する事ができる。選択したモンスターに装備された装備カードを全て破壊し、破壊した数×400ポイントダメージを相手ライフに与える。
普段は見向きもされないような効果を持っているのがこちらのカード。
では何が禁止カードにされてしまう要因かといえば、「お互いにシンクロ召喚をする事ができない」という強烈すぎるロック効果でしょう。
シンクロフェスは、エクストラデッキからシンクロモンスターしか出せないイベント。よって、これが成立してしまうと、イベントの根幹を揺るがしてしまいます。
あまりにも強すぎるシンクロメタゆえに、シンクロのイベントで使われなくなってしまうとは、なんたる皮肉でしょうか。
TG ハイパー・ライブラリアン
レベル5 闇属性 魔法使い族 シンクロ/効果 ATK2400 DEF1800
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
(1):このカードがフィールドに存在し、自分または相手が、このカード以外のSモンスターのS召喚に成功した場合に発動する。このカードがフィールドに表側表示で存在する場合、自分はデッキから1枚ドローする。
こちらは、普段制限カードになっているシンクロモンスター。
シンクロモンスターを多用するデッキでは必須級のカードとなっていますが、おそらく引っかかっているのは「自分または相手が、このカード以外のSモンスターのS召喚に成功した場合」の部分でしょう。
自分がデッキを回転させるだけでドローできるのも強力ではありますが、なにせこのカード、相手のシンクロ召喚にも反応するため、今回のイベントにおいては、場に立つ「増殖するG」のようになりかねません。
結果的に、このカードも「シンクロ召喚を牽制する」という目的で使用できてしまうため、禁止カードにされてしまったのかもしれません。
また、レベルさえ合えばほとんどのシンクロデッキに入りかねないため、多様性を損なうという観点でも禁止カードに指定されている可能性もありますね。
PSYフレームロード・Ω
レベル8 闇属性 サイキック族 シンクロ/効果 ATK2800 DEF2200
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
(1):1ターンに1度、自分・相手のメインフェイズに発動できる。
相手の手札をランダムに1枚選び、そのカードと表側表示のこのカードを次の自分スタンバイフェイズまで表側表示で除外する。
(2):相手スタンバイフェイズに、除外されている自分または相手のカード1枚を対象として発動できる。そのカードを墓地に戻す。
(3):このカードが墓地に存在する場合、このカード以外の自分または相手の墓地のカード1枚を対象として発動できる。そのカードと墓地のこのカードをデッキに戻す。
通常のリミットレギュレーションでも制限カードであり、その強力さは普段のデュエルでも認知されているのが、このカード。
消費が激しくなりがちなシンクロデッキにおいて、墓地から自力で戻る+回収を兼ねているこのカードは、かなり強力。
しかし、それ以上の理由は考えにくく、「何故か禁止にされたモンスター」の筆頭のような……?
リソース回復の一点が強すぎる、と言われれば、それまでなのですが……。
ジャンク・スピーダー
レベル5 風属性 戦士族 シンクロ/効果 ATK1800 DEF1000
「シンクロン」チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがS召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「シンクロン」チューナーを可能な限り守備表示で特殊召喚する(同じレベルは1体まで)。この効果を発動するターン、自分はSモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
(2):このターンにS召喚したこのカードがモンスターと戦闘を行う攻撃宣言時に発動できる。このカードの攻撃力はターン終了時まで元々の攻撃力の倍になる。
シンクロ召喚に成功したとき、最大で5枚のモンスターを呼び出すぶっ壊れカード。
あまりにもアドバンテージが大きすぎるため、このカードが使えるだけで、参加者のデッキがすべて「シンクロン」になりかねないのが禁止の最たる理由ではないでしょうか。
「この効果を発動するターン、自分はSモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない」という縛りも、今回のフェスでは無意味なものとなっています(そもそもシンクロモンスター以外はエクストラデッキに入らない)。
このカードさえあれば、シンクロモンスター3体が必要な「シューティング・クェーサー・ドラゴン」もらくらくシンクロ召喚可能。それどころか、そこに加えて妨害モンスターを複数並べることも容易なので、展開の要となるこのカードが禁止に指定されるのは、残念ですが当然かもしれません。
ブラックフェザー・アサルト・ドラゴン
レベル8 闇属性 ドラゴン族 シンクロ/効果 ATK3200 DEF2800
Sモンスターのチューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードはS召喚及び以下の方法でのみ特殊召喚できる。
●自分のフィールド・墓地から、Sモンスターのチューナー1体と「ブラックフェザー・ドラゴン」1体を除外した場合にEXデッキから特殊召喚できる。
(1):相手がモンスターの効果を発動する度に、このカードに黒羽カウンターを1つ置き、相手に700ダメージを与える。
(2):相手ターンに、黒羽カウンターが4つ以上置かれているこのカードをリリースして発動できる。フィールドのカードを全て破壊する。
イベント限定では、唯一制限カードに指定されたシンクロモンスターがこちら。
シンクロフェスという都合上、多くのデッキが大量展開を得意とするものになるのが、本イベントの特徴。
モンスター効果の発動の度にダメージを与えるこのカードは、「シンクロデッキ」にはあまりにも刺さりすぎるということでしょう。
全体破壊も有しており、実質的に3回以下のモンスター効果でこのカードを対処せねばなりません。それゆえに、2枚以上並ばれるとシンクロモンスターのカードプールだけでは対処が難しい、と判断されているのが最大の理由でしょう。
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