【プロ野球】安定感抜群！中日・藤嶋健人投手の凄さとは？

今シーズン、セ・リーグ最下位でシーズンを終えた中日ドラゴンズですが、中継ぎ投手として驚異的な成績を残した選手がいたとのこと。その選手は、プロ7年目の藤島健人投手です。年々、出場機会を増やしていき、今シーズンは、自己最多の56試合に登板しました。そこで今回は、中日ドラゴンズの中継ぎ投手の柱として活躍している藤嶋健人投手の凄さについて、解説していきます。

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1. 様々な起用法に応えられる藤嶋健人選手
2. 一時は野手転向も考えていた？
3. 立浪監督から高い評価を得ていた藤嶋健人投手
4. 藤嶋健人選手の魅力とは？
5. 様々な課題をクリアできればクローザーの第1候補となるポテンシャルを持っている藤嶋健人投手
6. まとめ

様々な起用法に応えられる藤嶋健人選手

今シーズンの藤嶋健人投手は、様々な場面で登板する機会が多かったとのこと。リードしている時だけではなく、先発投手が崩れた後の立て直しや終盤の緊迫した場面など、あらゆる場面で登板してきました。その結果、自己最多の56試合に登板。

そして、28試合連続無失点を達成し、防御率1.07をマークするなど、チームに欠かせない中継ぎ投手へと成長していきました。また、シーズン終盤に抑えのマルティネス投手が離脱したことで、抑えにも抜擢され、4セーブをマーク。様々な起用法に応えてきた藤嶋健人投手は、かなりの手応えのあるシーズンだったと思います。

一時は野手転向も考えていた？

中継ぎ投手として驚異的な活躍を見せている藤嶋健人ですが、一時期、野手転向も考えていたとのこと。藤嶋健人投手は、2019年自主トレ期間中に右手の血行障害の疑いがあり、キャンプを離脱。その後、2度に渡り右手のカテーテル手術を行いました。

その際に、投手として右手を酷使するのは辞めて、野手に転向する道を本気で模索していたとのこと。ですが、投手としての道を諦めきれず、7月に1軍復帰。21試合連続無失点記録を達成するなど、完全復活を遂げました。

立浪監督から高い評価を得ていた藤嶋健人投手

現在の中日ドラゴンズの立浪監督は、監督就任以前から、藤嶋健人投手の能力の高さを評価していたとのこと。独特のフォームから投げる150キロを超えるストレートは、スピードガン以上の速さを感じ、打者はとても打ちづらい。と評価していました。監督就任以前から、高い能力を評価されているだけあり、立浪政権になって以降、中継ぎ投手としての出場機会がかなり増えたとのこと。

ネット裏などで藤嶋健人投手の登板を見た経験もあら立浪監督は、藤嶋健人投手にかなりの期待を寄せていたのかもしれませんね。その期待にしっかりと応えるピッチング内容で、活躍を続けている藤嶋健人投手。今後も、立浪監督の期待に応えらるピッチングで、中日ドラゴンズで中継ぎ投手の柱となれるよう、頑張って欲しいですね。

藤嶋健人選手の魅力とは？

藤嶋健人投手の魅力は、球質と三振を取れる技術です。藤嶋健人投手は、ここ数年でストレートと落ちる変化球であるスプリットの質が向上したとのこと。特に、スプリットは、ストレートと変わらない投球フォーム・同じ軌道を辿ってくる為、打者はかなり翻弄されています。このコンビネーションが上手くハマると、奪三振を多く取れ、どの場面でマウンドに上がっても、撃たれることは少なくなるとのこと。

また、藤嶋健人投手は、かなりのメンタルの強さを持っている為、ピンチの場面でも、威力のあるストレートを内角に攻め込み、相手打者の意表をつくピッチングが出来ます。技術だけではなく、メンタルの強さを持ち合わせている藤嶋健人投手は、まだまだ成長できるポテンシャルがあると感じました。今後、どんなピッチングでファンを魅了していくのか、今後の活躍から目が離せません。

様々な課題をクリアできればクローザーの第1候補となるポテンシャルを持っている藤嶋健人投手

技術とメンタルの強さを持ち合わせている藤嶋健人投手ですが、コントロール面では課題があるとのこと。藤嶋健人投手は、威力のある球を投げるものの、高めに浮いてしまうことが多々あります。高めに浮いてしまうと、威力があってもプロな打者相手の場合、簡単に打たれてしまうとのこと。

その為、藤嶋健人投手は、威力のある球を投げる練習だけではなく、低めに制球出来るコントロールを身につけていくことで、更に安定感のある投手へと成長する事が出来ます。そこまで出来るようになると、来シーズン以降、クローザーとして活躍できる選択肢も出てきますね。果たして、藤嶋健人投手は、来シーズンまでにコントロールを磨き、クローザーとして活躍していくのか、注目です。