【プロ野球】奇跡の大復活！難病克服の三嶋一輝投手に感無量！

昨年の8月に国指定の難病「黄色靭帯骨化症」を発症した三嶋投手。懸命な治療やリハビリを経て、今シーズン1軍復帰を果たしました！　今回は、三嶋投手の紹介や今シーズンの活躍についてお伝えします。難病から見事、復帰を果たした三嶋投手に注目してご覧ください。

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三嶋一輝投手って？

ここからは三嶋投手のこれまでの経歴や選手としての特徴についてご紹介します！　今シーズン1軍で活躍し続けている三嶋投手に目が離せませんね！

経歴

三嶋一輝投手は1990年5月7日生まれの福岡県福岡市出身の投手です。2012年に行われたドラフト会議にて横浜DeNAベイスターズにドラフト2位で入団しました。高校時代の福岡工業高校では2年生からエースを務めていた三嶋投手。卒業後の法政大学時代には、クローザーとして活躍します。1年生時の東京六大学野球のリーグ戦では、チームの完全優勝に大きく貢献しました！　2年生時にも注目を集め続け、最優秀防御率、最多勝利、ベストナインのタイトルを独占するほど存在感を示していたのです！

プロ入り後は、開幕から中継ぎとして1軍に帯同。5月からは先発ローテーションに定着します！　6月のファイターズ戦にてプロ初勝利を果たしたのです。ルーキー時代はシーズンを通して1軍に帯同しました。　2年目はなんと開幕投手に抜擢された三嶋投手！　5月からは中継ぎに転向することになりました。その後も先発と中継ぎどちらでも起用されるように。

また、三浦監督がDeNAの監督に就任してからは、クローザーとして活躍するようになります。しかし、2022年に力が入らない違和感を感じるようになった三嶋投手。その後、黄色靭帯骨化症と診断されたのです。

選手としての特徴

三嶋投手の武器は最速156km/hのストレートと多彩な変化球！　スリークォーターから投げ込む豪速球でバッターを圧倒します。

またスライダー、カーブ、フォーク、チェンジアップといった変化球も豊富。中継ぎ時代には、主にストレートとスライダーで勝負することも多かったようです！

難病を経験

指定難病という大きな病気を患っていた三嶋投手。ここからは、実戦復帰するまでの三嶋投手の道のりについてお伝えします。

選手生命が終わるんじゃないかと思った

昨年の春季キャンプ中、左足が痺れる違和感に悩まされていた三嶋投手。踏み出す差しとなる左足に力が入らないことから、フォームも変わっていきました。しかし、クローザーの座を失いたくないと、自身の違和感を誰にも打ち明けずにいたといいます。無理にフォームを変えた結果、右肩に張りが出てきた時もあったそうです。開幕後も1軍で登板していましたが、足の痺れは収まることはありませんでした。

そこで診断された病名が、黄色靭帯骨化症。聞きなれない病名と、難病と言われた時三嶋投手は「なにを言ってるんだ」と思ったそうです。黄色靭帯骨化症は、靭帯が骨のように硬くなり、神経を圧迫する病気。手術となると、選手生命がいきなり終わるんじゃないかとも考えたそうです。黄色靭帯骨化症と診断された後、克服して長く活躍した選手は例にないとされており、三嶋投手も不安がよぎりました。

また、この病気は、手術をしないと歩行困難など日常生活に支障がでてしまうとされています。そのため三嶋投手も苦渋のうえ、手術を決断しました。手術は無事成功し、リハビリに入ったのです。