このところ快進撃を続けているガンバ大阪が6日、Jリーグ第22節として敵地・等々力陸上競技場に乗り込み川崎フロンターレと対戦。壮絶な打ち合いを制し、3-4で勝利を収めました! 直近8試合の成績が7勝1分、最下位から12位まで順位を上げることができた要因とはなんだったのでしょうか? 川崎フロンターレ戦の内容と合わせてご紹介します!
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目次
- 1. 川崎フロンターレ対ガンバ大阪
- 1.1. まずはガンバ大阪が先制!
- 1.2. 前半27分に川崎の同点弾!
- 1.3. 3分後、ガンバ大阪に追加点!
- 1.4. ガンバ大阪に3点目!
- 1.5. 川崎フロンターレにも追加点!
- 1.6. 後半30分、再び同点に追いつく!
- 1.7. 試合を決めたのはガンバ大阪MF!
- 2. 快進撃の理由とは?
- 2.1. 「続けていくしかない」
川崎フロンターレ対ガンバ大阪
まずは6日に行われたJリーグ第22節、川崎フロンターレ対ガンバ大阪の試合を振り返っていきましょう! 試合会場となったのは川崎フロンターレのホーム・等々力陸上競技場。
試合開始時点でのガンバ大阪の順位は13位、対するホームの川崎フロンターレは7位となっています。7試合前までは最下位に沈んでいたガンバ大阪の快進撃に注目が集まる中、試合はキックオフされました!
まずはガンバ大阪が先制!
試合が動いたのは前半13分でした! MFファン・アラーノ選手が右サイドペナルティエリア手前から中央へグラウンダーのクロスを供給。
ペナルティエリア中央に走りこんできたFWイッサム・ジェパリ選手はこのボールにうまく合わせることができませんが、ファーサイドにいたMF石毛選手がうまくコントロールしてシュート! ボールはニアポストに当たりゴールに吸い込まれます!
前半27分に川崎の同点弾!
1点のビハインドを負った川崎フロンターレは前半27分、中盤左サイドでDF登里選手、MF橘田選手、FW家長選手が細かくパスを繋ぐと、登里選手が浮き球でペナルティエリア内へパスを供給。
このパスをMF脇坂選手が見事なトラップ&ターンで前を向くと、ペナルティエリア中央付近から右足でシュート! ボールはガンバ大阪GK東口選手の手をかすめますが、そのままゴール! 1-1の同点とします!
3分後、ガンバ大阪に追加点!
川崎フロンターレの同点弾からわずか3分後の前半30分、ガンバ大阪は追加点を奪います! 右サイドからのパスを受けようと走りこんできたMF石毛選手が、川崎フロンターレMFジョアン・シミッチ選手にペナルティエリア内で倒されPKを獲得。
このPKのキッカーはFWイッサム・ジェパリ選手。右足で放ったグラウンダーのシュートがゴール左隅に吸い込まれゴール! 1-2と再びリードを奪います!
ガンバ大阪に3点目!
前半41分、ガンバ大阪が更に追加点を奪います! 最終ラインでパスを回していた川崎フロンターレでしたが、DF高井選手のバックパスが若干ルーズになり最終ラインの後方へ。
このボールに素早く反応したガンバ大阪MFファン・アラーノ選手がワンタッチでGKをかわし、滑り込んできたDFの足先を越えるループシュートを決め追加点! 前半で3点を奪ったガンバ大阪はリードを2点に広げ、試合を折り返します!
川崎フロンターレにも追加点!
1-3と2点のビハインドで迎えた後半戦、川崎フロンターレにも追加点が生まれます! 後半26分、家長選手がスローインをペナルティエリア内へ送ると、レアンドロ・ダミアン選手に代わって入ったFW山田選手がポストプレーでMF脇坂選手へ。
パスを受けた脇坂選手は更に横パスを使い、マルシーニョ選手に代わって入ったFW瀬川選手へラストパス。ゴール前でパスを受けた瀬川選手は、このボールをダイレクトでシュート! ボールはゴール右下へ決まり、川崎フロンターレは点差を1とします!
後半30分、再び同点に追いつく!
それからわずか4分後の後半30分、川崎フロンターレに再び同点弾が生まれます! 右コーナーキックからの攻撃を何度か跳ね返されますが、ボールを残し右サイドペナルティエリア手前からMF脇坂選手がゴール前へクロス。
ファーサイドに走りこんできた山田選手が滑り込みながらボールを残すと、中央に走りこんできたMF瀬古選手、佐々木選手が立て続けにシュート! これらは相手に防がれますが、こぼれ球に反応した瀬川選手が最後は押し込みゴール! 3-3の同点に追いつきます!
試合を決めたのはガンバ大阪MF!
3-3の同点で迎えた後半アディショナルタイム6分、左コーナーキックを蹴るのはMF山本選手。右足でゴールに向かうボールを供給すると、うまくマークを外したMFダワン選手がニアサイドからのヘディングシュート! これがゴール右下に決まり決勝点!
両チーム合わせて7得点となったこの打ち合いを制したのは、快進撃が止まらないガンバ大阪でした! この勝利により順位を1つ上げ12位となったガンバ大阪。次なる相手は、現在2位の横浜F・マリノスです!
快進撃の理由とは?
開幕14試合でたった1勝しかできていなかったガンバ大阪が、直近8試合で7勝1分という好成績を残せているのはどういった理由からなのでしょうか? 6日の試合で1ゴールを決め、2点目に繋がるPKを獲得した石毛選手は次のように分析しています!
「相手を完璧に崩し切ってやりたいというところがもちろんある。それが自分たちの理想ではある」としながらも「序盤戦は崩し切るところで結局ミスが起きて、失点して負ける展開が多かった。だからはっきり割り切るようにした」。
更に「簡単にやるということをやりだして、エラーからの失点がまず減った。失点が減ればやっぱり勝つ確率は上がる」と、チームとしての決まり事を見直したことにより勝率が上がったと話しています。
「続けていくしかない」
更に石毛選手は「チームメイトみんなが意思統一して耐えれた」「負ける感覚がないと思いながらやれているのもいいところ」とメンタル面での成長も口にしています。「上位にいるわけではないので」と気を引き締める石毛選手は、「これを続けていくしかない」と今後への自信をのぞかせていました!
石毛選手の言葉からもわかるように、ガンバ大阪の快進撃はまだまだ止まりそうにありませんね! 今後のガンバ大阪の躍進からも目が離せません!
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