世界最小のヒーロー、アントマン。アベンジャーズの一員として、宿敵サノスの撃破にも大きく貢献した功労者。映画では愛する娘のために戦うカッコいいパパでしたが、実は主人公スコット役のポール・ラッドは、もともとコメディ俳優として活躍していたんです! そこで彼の出演する笑えるおバカ映画をご紹介します! アントマンを見る目が変わるかも?
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目次
- 1. 1:視聴率トップの座を守り抜け! 『俺たちニュースキャスター』
- 1.1. 1:あの手この手で美人に群がる男たち
- 1.2. 2:香水コレクター ブライアン
- 1.3. 3:予測不能のカオスな展開
- 2. 2:アラフォー男、初めての恋 『40歳の童貞男』
- 2.1. 1:役に立たない恋のアドバイス
- 2.2. 2:酔った勢いは危険すぎ!
- 2.3. 3:暴走するポール・ラッド
- 3. かっこよくない、でもそれがいい!
1:視聴率トップの座を守り抜け! 『俺たちニュースキャスター』
2004年公開。
人気ニュースキャスターの座を巡り、局内で繰り広げられる争いを描いたコメディ映画。主人公の同僚で、香水コレクターの変人をポール・ラッドが演じます。
1:あの手この手で美人に群がる男たち
主人公のロンがメインキャスターを務める人気番組「チャンネル・ニュース4」
当時テレビ局は完全な男社会で、局内にいる女性スタッフといえば雑用か事務くらいのものでした。
そこへキャスター希望で入社してきたヴェロニカという美女に、男たちは鼻の下を伸ばしまくります。
果たして誰が最初にヴェロニカを口説き落とすのか?
ヴェロニカ役のクリスティナ・アップルゲイトさん。
学生時代に女優デビューしてから、今もなお活動を続けているベテランです。
2:香水コレクター ブライアン
ポール・ラッド演じるブライアンも、もちろんこの戦いに参加。
無類の香水コレクターの彼は、オフィスの棚にびっしりと並べた瓶の中から、絶対にモテる香りなるものをチョイス。
しかしそれはとんでもない悪臭を振りまき、たちまちオフィスは大混乱! 怒った社員から、シャワーで全身洗い流されるポール・ラッドなのでした。
ブライアンが選んだのは、セックスパンサーという名前の香水。
よほど激臭らしく、「使用済みのオムツみたいな臭い」と形容されていました。
3:予測不能のカオスな展開
テレビ局にとって視聴率は何よりも大事。そのためには、競争相手を減らす事が手っ取り早い解決法です。
血気盛んな各局のキャスターたちは、殺傷能力抜群の武器を手に、白昼堂々と決闘を始めるのでした。
これが本当に意味不明で、普通に相手の腕を切り落としたり、どこかから出てきた馬で相手を引きずり回りしたりと、急にカオスな展開になるんです。
その他にも、飼い犬が突然襲ってきた熊を言葉で説き伏せたりなど、急にぶっ飛んだ展開が差し込まれるのが本作の特徴です。
その辺はあまり考えずに鑑賞しましょう。
2:アラフォー男、初めての恋 『40歳の童貞男』
2006年公開。
40歳になるまで貞操を守り続けた男が初めて女性と恋に落ちる、遅咲きの恋物語です。本作でポール・ラッドは、主人公が務める家電量販店の販売員を演じます。
1:役に立たない恋のアドバイス
主人公のアンディは恋愛経験の無い事を周囲に隠しながら働いていましたが、ある日同僚たちにバレてしまいます。
彼らはアンディの恋の相手を見つけようとお節介を焼き始めるのですが、そのアドバイスはことごとく悲惨な結果に。
全身脱毛をしろだの、客を口説けだのと、思いつきの発言にアンディは振り回される一方なのでした。
日本人の経営する全身脱毛に挑むアンディ。レーザー脱毛みたいな肌に優しいものではなく、テープを貼って勢いよく剥がす、という超シンプルな方法で脱毛されてしまいます。
あまりの痛みに、毎回テープが剥がれる度にスタッフを口汚く罵倒するアンディ。結局耐え切れず、中途半端に毛を残したままサロンを後にするのでした。
2:酔った勢いは危険すぎ!
ポール・ラッド演じるデイビットが、アンディに寄こしたアドバイスはこうでした。
「酔っている女を狙え」
嫌がるアンディを無理やりクラブに連れてゆき、良い感じに酔いが回っている女性を捕まえさせます。アンディも満更では無い様子で、デレデレしながら2人で夜の街へ繰り出すのですが、そこからが大変! デイビットのせいでとんだ災難に見舞われる事になります。
3:暴走するポール・ラッド
アンディの相手探しにかこつけて、職場の昼休みに合コンへ赴く男たち。
そこでデイビットは2年前に別れた恋人と再会します。「またエッフェル塔の下で抱き合おう」と甘い言葉を囁くも玉砕。
「娼婦め」と吐き捨てたデイビットはショックのためか、売り物のテレビに自分の尻を映して喚きだすという奇行に出るのでした。
この映画では色々とヤバいポール・ラッド。(右)
でもなんだか気の置けない男友達感がすごく出ていて、好感の持てるキャラクターなんです。
かっこよくない、でもそれがいい!
コメディ映画のポール・ラッドは、基本的にアントマンのようなカッコよさはありません。
でもポールはどの役を演じていても、安心感のある笑顔と、ちょっと抜けた感じが最高にチャーミングな男性なんです。
アベンジャーズでも、彼の演じるスコット・ラングは、チームに漂う深刻なムードを緩和してくれる存在でした。アントマンでポールの事が気になった人は、ぜひ今回紹介した作品をご覧ください!
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