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『iPhone 13 Pro』のカメラとバッテリー、こんな大きくなったよ!iFixitによる分解レビューが公開


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米修理会社『iFixit』が『iPhone 13 Pro』の分解レビューを公開しています。

Source:iFixit, Cult of Mac
*カテゴリー:テクノロジー technology

『iPhone 13 Pro』の分解レビューが公開



『iFixit』は修理のマニュアルとして、新しいiPhoneなどを分解して内部構造を公開することで有名です。今回取り上げられた『iPhone 13 Pro』の分解レビューでは、前モデルからのいくつかの興味深い変更点が見られます。

まずはカメラ。『iPhone 13 Pro』は前モデルからカメラユニットのサイズが大型化していることが知られています。


分解して取り外されたカメラ部分を比較するとその違いは明らかです。『iFixit』は、前モデル(右)よりもカメラの出っ張りが大きくなっていることも指定しています。


当然カメラが大きくなった分、内部構造には余裕がなくなっています。しかし、内部の大部分を占めるバッテリーも前モデルより大型化しているのは興味深い点です。左が『iPhone 13 Pro』、右が『iPhone 12 Pro』です。


カメラユニットのサイズアップの分、バッテリーの縦の長さは短くなっています。しかし、代わりにバッテリーはL字構造になっており、全体的にはむしろ大型化しているようです。


『iFixit』によれば、前モデルのバッテリー容量は10.78Whだったのに対し、『iPhone 13 Pro』は11.97Whと容量がアップしているとのこと。ただし『iPhone 13』無印モデルは12.54Whとこちらのほうが容量は多いようです。

ちなみに海外メディア『Cult of Mac』によれば、より大型モデルの『iPhone 13 Pro Max』のバッテリーは16.75Whで、前モデルの14.13Whから大きく増加しているとのこと。これは18.5%の増加であり、「iPhone 13.miniの約2倍のバッテリー駆動時間を実現しているのも理解できる」と同メディアは指定しています。

『iFixit』はシリコンチップも取り外しています。画像では、A15 Bionicと印字されたチップセットが確認できます。


より大型なカメラやProMotion対応ディスプレイの搭載など、シリーズの中で最も変化したといっていもいい『iPhone 13 Pro』ですが、A15の搭載やバッテリー容量の増加なども含め、その中身は着実なアップデートとなっているようです。

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