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「Xiaomi Smart Band 8」実機レビュー:5千円台で高性能ディスプレイ搭載&16日間駆動のスマートバンドをチェック

Xiaomiから、人気スマートバンドシリーズの最新作「Xiaomi Smart Band 8」が発売されています。今回は実機をお借りすることができたので、装着感や公式ストラップなどをレビューしました。

目次

*Category:テクノロジー Technology

「Xiaomi Smart Band 8」実機レビュー。操作・装着感や公式ストラップ3種をチェック


「Xiaomi Smart Band 8」は前モデルからデザイン・ディスプレイなどが一新されながらも、価格は5,990円(税込)からと高コスパなスマートバンドです。今回のレビューでは、装着感やディスプレイの視認性、健康機能などを主にチェックしています。

「Xiaomi Smart Band 8」のデザインや装着感

「Xiaomi Smart Band 8」本体の外観はこんな感じ。側面はメタリックな質感になっています。


上下のボタンを押すと、バンドを取り外すことができます。背面はサラサラとしたプラスチックで、金属のような冷たさは感じません。装着時はセンサーの部分が緑に光ります。


付属品は、USB充電器に接続できるマグネット式の充電ケーブルです。前モデルのBand 7とは異なる形状の充電ケーブルになっています。


充電するには、本体背面に部分にくっつけるだけです。写真ではバンドを取り外していますが、実際には取り外す必要はありません。


装着感は軽く、非常に良好です。筆者の場合、睡眠中を含め24時間装着していても、腕の疲れや違和感を感じることはありませんでした。重量はメーカー公称値で27gとなっています。


形状も丸形かつ細身なため、手首を曲げても邪魔になりにくいのは大きなメリットです。筆者はPC作業時は基本的に腕時計を外しますが、「Xiaomi Smart Band 8」は装着したまま作業してもあまり違和感は感じませんでした。

セットアップも簡単です。言語を選ぶと、アプリのQRコードが表示されます。


スキャンすると公式アプリの「Mi Fitness」のインストールページが表示されました。アプリとバンドをペアリングすると、アプリ内で健康データを確認したり、細かな設定を調整することができます。


「Xiaomi Smart Band 8」の画面上部から下にスワイプすると、スマートフォンからの通知画面が表示されます。通知をタップすると、メッセージの全内容を確認可能です。


メディア・コントロールはこんな感じ。


スマートフォンで再生中のメディアの再生/停止や前の曲/次の曲、音量調整ができます。

「Xiaomi Smart Band 8」のディスプレイの視認性

「Xiaomi Smart Band 8」は、1.62インチの60hz有機ELディスプレイを搭載しています。メーカー公称値では、解像度は192×490ピクセル、最大輝度は600nitです。

画面は直射日光化でもしっかりと見えます。


メイン画面が消えると常時オンディスプレイの画面に切り替わります。


しかしこの画面は、直射日光化ではほとんど見えなくなってしまいます。


デフォルトでは「常時オンディスプレイ」がオン、「持ち上げてスリープ解除」がオフになっていますが、外で使うことが多い場合は「持ち上げてスリープ解除」をオンにしておくことがおすすめです。ただし両方をオンにすると、バッテリー駆動時間が短くなるという警告が表示されます。

ただし筆者の場合は、3日使ってもバッテリー残量は85%から67%までしか低下しませんでした。


メーカー公称値ではバッテリー持ちは通常使用モードで最大16日間となっています。あまり外出しない筆者の使い方であれば、その程度は十分に持ちそうな印象でした。

「Xiaomi Smart Band 8」のフィットネス・健康管理機能

「Xiaomi Smart Band 8」を装着したまま睡眠すると、睡眠時間などを自動で計測してくれます。


スマートフォンのMi Fitnessアプリでは、「Xiaomi Smart Band 8」で計測した睡眠スコアや心拍数データなどの詳細を確認することができます。


ワークアウトの記録はこんな感じ。軽いランニングとウォーキングの結果です。


アプリでは、距離や消費カロリーなどのデータを確認できます。


スマートフォンと連携してランニングなどのワークアウトをした場合、移動したルートなどの確認も可能です。

「Xiaomi Smart Band 8」のウォッチフェイス


「Xiaomi Smart Band 8」のウォッチフェイスは非常に豊富です。画面を長押しすると、本体にインストールしたウォッチフェイスを選択することができます。


一部のウォッチフェイスは、点灯時に関連した常時オンディスプレイと連動したデザインになります。



Mi Fitnessアプリには他にも数多くのウォッチフェイスがあり、スマートフォンから「Xiaomi Smart Band 8」にインストールすることが可能です。


カスタム画面を作成すると、お気に入りの写真や画像をウォッチフェイスにすることもできます。

「Xiaomi Smart Band 8」の公式ストラップ3種


Xiaomiのスマートバンドは、サードパーティ製のストラップが豊富なことも魅力の一つです。「Xiaomi Smart Band 8」では以前のモデルから形状が変更されましたが、代わりにXiaomi公式ストラップが多数登場しています。

こちらはレザー製のチェックストラップです。材質はそれなりに良く、ビジネスでも使えるようなデザインになっています。レザー特有の硬さもなく、装着感は良好です。


少し個性的なチェーンストラップ。公式ストラップの中でも非常におしゃれなデザインになっています。


ただしストラップの着脱は快適とはいえず、普段づかいでは不便な印象。おしゃれしたいときにのみ付け替えるのが良さそうです。


こちらはスマートペンダントタイプ。


アプリでネックレスモードに変更すると、時計機能と歩数計機能のみ使用可能になります。


大半の健康管理機能などは使用できなくなりますが、仕事で腕時計が付けられない方などには良さそうです。


その他にもXiaomi公式からは、靴に取り付けられるランニングクリップなども登場しています。

総評:うで時計が苦手な方にもオススメできるスマートバンド


「Xiaomi Smart Band 8」は公式ストアで5,990円(税込)からと非常に安価なスマートバンドですが、完成度はさすがXiaomiといったところ。動作も滑らかで、カクつき・もたつきなどは感じられませんでした。

また、Band 7以前のモデルからデザインが一新され、より高級感のある見た目となりました。これまではあくまで「スポーティなバンド」という感じでしたが、「Xiaomi Smart Band 8」の場合、ストラップを変更すれば、堅めなファッションと合わせても違和感はあまりないでしょう。

そしてスマートバンドの最大の特徴ともいえる「装着感の良さ」も損なわれていません。レビュー中も付けていることを忘れるほど快適だったので、重めなうで時計やスマートウォッチが苦手な方にこそ、ぜひ一度試してほしい製品です。

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