「Pixel 6a」の分解レビュー動画を、海外YouTubeチャンネル「PBKreviews」が公開しています。
*Category:テクノロジー Technology|*Source:9to5Google ,iFixit(1) ,(2) ,(3) ,PBKreview
「Pixel 6a」ではバッテリー交換のしやすさが向上
まず、「PBKreviews」は、「Pixel 6a」のディスプレイから取り外しています。ディスプレイを固定している接着剤を温め、ピックのような道具で切り離します。
ディスプレイを取り外すと、前面カメラの下、すぐ左側には、近接センサーと環境光センサーと思われる四角い切り込みがあることが分かります。「Pixel 6 Pro」と比較すると、画面のさらに下に位置しているようです。
端末側には、放熱を助けるために大きなグラファイトフィルムが貼られています。下の方にはバイブレーション用のモーターが確認できます。これを取り外すと、バッテリーにアクセスできます。
バッテリーにある透明なプルタブを引っ張ると、バッテリーが外れました。「PBKreviews」は「Pixel 6やPixel 6 Proと比べて、このバッテリーをこじ開けるのはずっと簡単だった」と指摘しています。
なお、「iFixit」による「Pixel 6」の修理マニュアルでは、接着剤を剥がすための高濃度イソプロピルアルコールが必要とされており、取り外し用のプルタブもありませんでした。Googleは昨年から、バッテリー交換のしやすさを改良したようです。
このような修理のしやすさの向上は、AppleのiPhoneシリーズとは一線を画するものです。「iFixit」では、バッテリー交換にかかる時間が「Pixel 6」でも45分〜1時間程度とされていたのに対し、「iPhone 13 Pro」では1〜2時間程度となっています。
また、Appleは自己修理サービスも開始しましたが、自分でバッテリーを交換すると、むしろ高くつくことが指摘されています。
対してGoogleは「iFixit」と共同で修理パーツの販売を開始し、修理をより手頃な価格で行えるようにすることを約束しています。今回の「Pixel 6a」の内部の変更などを見る限り、GoogleがAppleに比べユーザーの修理に前向きな姿勢のようです。
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