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「Macはゲームに弱い」をくつがえすサプライズ情報

新しい『MacBook Pro』に搭載されているAppleのM1 ProおよびM1 Maxプロセッサは、強力なグラフィック性能を備えています。これは動画編集などプロの作業を想定したものですが、最近のテストによれば、ゲームプレイにおいても性能を十分発揮するようです。


 * Category:テクノロジー technology
 * Source:Cult Of Mac, Apple Silicon Games

MacBook ProとゲーミングPCの比較が検証される


海外テック系メディア『Cult Of Mac』は、『PC Mag』による検証を引用しました。この検証では、M1 Proを搭載した14『MacBook Pro』と、M1 Maxを搭載した16インチモデルを、Intel Core i7とGeForce RTX 3070を搭載したゲーミングPC『Razer Blade 15 Advanced(Windows)』と比較しています。

検証では、サバイバルアクションゲーム『ライズ オブ ザ トゥームレイダー』で比較されています。このテストでは、グラフィックを“Very High”に設定してテストしたところ、Razer Bladeが114fpsの平均フレームレートを記録したのに対し、M1 Max搭載『MacBook Pro』は平均で116fpsを記録しました。

M1 Pro搭載モデルの平均フレームレートは79fpsでしたが、それでも60fpsを上回っており、ゲームプレイには十分すぎる性能であることが分かったとのこと。

PCMagのトム・ブラントは、他にも様々な検証を行った結果「M1 ProとM1 Maxがゲームに適しているかどうかは、ゲーム次第によって異なる」とまとめています。しかしこれは、Appleシリコンがゲーム向けとしても十分な性能を持っていることを裏付けています。

問題としては、macOS向けに対応し、Appleシリコンに最適化されたタイトルがほとんどないことが上げられます。ただし、M1プロセッサでの動作検証結果をまとめたサイト『Apple Silicon Games』によれば、条件付きではあるものの、大きなゲームタイトルである『Fortnite』や『Minecraft』などが一部M1搭載Macで動作することが確認されています。


また『Cult Of Mac』は、今のmacOSは「ゲームを作れば出来る」状態であり、Appleが最高レベルのゲームプレイを実現するPCを作っている今、開発者たちは対応したゲームを提供し始めるかもしれない、と指摘しています。

macOSやAppleシリコンのPC市場シェアは支配的ではないものの、それでも十分に大きな市場を持っています。MacBookの性能が大きく向上した今、少なくとも大手ゲームタイトルを最適化するだけの価値はあるはずです。

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